第2章 居場所=三ツ谷隆
消え入りそうなの声に三ツ谷は心底嬉しそうに笑う
「ん、じゃあ自惚れてる」
そう言ってそっと服を握っていたの手をそっと包み込んだ
「ねぇ、人ん家で愛を確かめ合うのはいいけどそろそろ腹減ったんだけど」
部屋の外から聞こえるマイキーの声に2人同時に振り向いた
「マ…マイキー!」
スルスルと扉を開けて隙間の中からこちらの様子を伺うマイキーとは目が合った
「沢山泣いてもお腹空いただろ?エマが鍋作って待ってるよ」
とにこっと笑って隙間から手招きした
そういえば今日はお鍋だからお昼御飯も軽めにしたんだったと自覚すればのお腹からキュルキュルと音が鳴った
「何その音可愛いな」
「っ…!!」
すかさずそう言う三ツ谷に赤くなってしまった
「はいはい、どうでもいいけど早く食いに行こう」
スパーンっと扉を全開にして開けたマイキーはクルッと向きを変えてスタスタと歩き出した
「それじゃあ行こうか」
そう言うと三ツ谷はマイキーの後ろを歩き出した
その後ろをは慌てて付いていった
「あ、そうそうケンチンも呼んだんだ〜」
「は?ドラケンも!?」
「だってお鍋は大勢が楽しいんだもん」
「もみんなて食べる方がいいよな?」
そう言いながらクルッと此方を見ながら笑うマイキーには嬉しそうに笑った