• テキストサイズ

キミしか見えない【東京リベンジャーズ】

第2章 居場所=三ツ谷隆



「やっと笑ってくれた」


そう言っての頬に手を滑らせると三ツ谷はほっとしたような顔をした


「今日会って1度も笑った顔見てなかったから」


「そ…そっかな?」


急に三ツ谷の手が頬を撫でるから恥ずかしそうには目を伏せた



「俺、のその笑ってる顔すっげー好きだよ」


いきなりさらりと言われ心臓が止まるかと思った


「あ、違うな 笑ってる顔も楽しそうにルナマナと遊んでる顔も全部好き」


突然の爆弾発言にの頭が追いつかない


「あっ、後寝てる顔も好き…「わーっ!待って待って!」」


続け様にずっと言いそうな三ツ谷を慌てては止めた



「そ…それは隆くんなりの励まし方?」


「こんな所で冗談に聞こえるかもしれねーけどずっと言いたかったんだ タイミングがなくてウダウダしてたらこんな事になって増々言いにくくて…」


「え?じゃあ何で今?」


「今だからだよ、タイミングなんて自分で作らなきゃ またが1人で辛い思いをする これからは…これからもずっと側にいたいんだ」


真っ直ぐな目を向けて見つめてくる三ツ谷にはいたたまれなくて目を伏せた


三ツ谷が自分の事を好き?嫌なことがあり過ぎて幻聴が聞こえているんじゃないかと思った



その様子に三ツ谷は心配そうにの顔を覗き込んだ


「??」


「ひ…ひゃい!!」


ビクっと思わず顔を上げてしまったの表情を見て三ツ谷は小さく笑った


「そんな顔をしてくれるなら 少しは自惚れていいのかな?」


「え…あの…」


顔を上げたの顔は顔が真っ赤に染まっており、林檎のようだった


「もしかして…困らせた?」


少し落ち込んだ声色で尋ねてきた三ツ谷に今度はから服をギュッと握ってきた



「う…自惚れたままでいいです…」



/ 275ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp