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キミしか見えない【東京リベンジャーズ】

第2章 居場所=三ツ谷隆



ずっと見ていたいなと三ツ谷は思うが いけないいけないと頭を振るとそっと3人の肩までゆっくりと布団をかけるとゆっくりと立ち上がり部屋をあとにした


「お休み…」

と小さく呟いて






次の日の朝、はガバっと勢い良く起き上がった


キョロキョロと辺りを見回すと自分の部屋でないことに気が付く


「っ!あのまま寝ちゃったんだ!」 

昨日散々ルナとマナに絵本を読んでいて読み疲れて眠ってしまったみたいだった


慌てて扉を開けると甘く美味しそうな匂いが鼻を擽った


「おっ、起きたか」


「あ〜姉ちゃん起きた〜」


「おはよう、姉ちゃん」


聞こえる声に目を向けると楽しそうにキッチンに何かしている3人の姿があった

「もうちょっとで出来るから待ってろよ〜」


「日曜日の朝はいっつもフレンチトーストなんだよ」


「甘くて美味しいの!マナ大好き!」


「えっ?あの…」


口々に言われる言葉に戸惑うにルナがトコトコと掛けてきての手をぎゅっと握った


「ほら、姉ちゃんはここに座って」


流されるように座ったはまだ理解が追いつかない


「はい、さんの分」


コトっと目の前に置かれたお皿には美味しそうなフレンチトーストが置かれた


「ふはっ…さん、寝癖が付いてる」


そう言って三ツ谷はの髪の寝癖をチョイチョイと直した


小さく笑われて三ツ谷の触った跡を恥ずかしそうに触った


「あ…あの、私帰るので…」


居心地が悪そうにソワソワとするに三ツ谷は温かいココアを置いた

「まぁまぁ、折角作ったんだし食っていけよ そしたら俺が送ってやるって」


「えっ!?いや、もう明るいから送ってもらわなくても…「昨日約束したろ?」


確かに昨日は時間が時間だったから送ってもらうことを了承したが今は朝だ 送ってもらう事は出来ない

「あの…でも…「はい、いただきまーす」


の言葉を遮るように手を合わせて言う三ツ谷に同じ様にルナとマナが「いただきまーす」と手を合わせた





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