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キミしか見えない【東京リベンジャーズ】

第1章 喧嘩するほど仲がいい?=佐野万次郎




「が乗ってくれるって言った!!」


興奮するように大声で叫ぶとハッとしたように突然ガシっと肩を掴んだ


「ドッキリ?ドッキリじゃないよな!?」


真剣な表情で聞いてくるマイキーに少し気圧されながら「ち…違うけど」とは短く答えると


「すぐにバブ持ってくるから!気が変わらないように待ってて!」

言いながらマイキーはバブを取りに全力疾走して行った


「何慌ててんだ、マイキーのヤツ」


後からゾロゾロとやって来たドラケン達は走り去るマイキーを見て怪訝な顔をしていた


「あぁ、私がバイクに乗るって言ったら走っていった」


「何何?さっきのドラケンの話が響いたか?」


にやにやと笑う場地に「煩い」と1言返すと


「…別に響いたとかじゃないから、ただずっと断るのも…って何隆くんもにやにやしてんのよ」



ドラケンの後ろで声を押し殺して笑っている隆を目の端に捉えるとギロっと睨んだ


「いや、頑固だなって…」


放っておいてというように顔をプイっと逸らすとマイキーのバブ 特有の排気音と共にマイキーがやって来た


「お待たせ!帰ろう!」


バブを停めてヘルメットを持って嬉しそうに近寄って来るマイキーにドラケンが苦笑した


「おーおー嬉しそうな顔しやがって」


「だってケンチン!が乗ってくれんだよ!」


興奮気味にドラケンに話すマイキーを見てもう少し早く乗ってあげてればこの笑顔を沢山見れたのかなとは思っているとマイキーの次の発言に周りは凍った 勿論本人も




「これでとあんなトコとかこんなトコ行けんだぜ!」




「「「「…は?」」」」








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