第3章 三ツ谷隆〜Another〜
からの焼きもちに三ツ谷の顔は抱き締めながらも顔が緩みっぱなしだ
「じゃあこうするのは?一緒に帰れる日はこの公園で待ち合わせするってのは」
そしたら人の目に晒されることはないしも安心するんじゃないかと提案してみた
「…いいの?」
「勿論、寧ろ待ち合わせて帰るのワクワクしねぇ?」
「うんっ、ふふっ待ち合わせ楽しみ」
そう言いながら嬉しそうに笑うの頭を三ツ谷はひと無でするとの両手を取ってトンネルから一緒に出た
「さて、今日は晩ごはん俺が作るよ」
「えっ?いいよ、今日は私の番でしょ?」
「う〜ん、じゃあ一緒に作ろう」
三ツ谷の提案には嬉しそうにコクコクと頷いた
「うしっ、そうと決まれば買い出しだな は何が食いたい?」
「っ!ハンバーグ!中にチーズが入ってるの!」
「ははっ了解」
の勢いのいい言葉に三ツ谷は小さく笑うと片手をに差し出した
「行こうか」
「うんっ」
そう言っては差し出された三ツ谷の手を取って一緒に歩き出した
「あっ、プリンも食べたい」
「じゃあ買ってくか?」
「ううん、隆くんが作ったのがいいな」
「了解」
そう他愛のない話をしながら夕焼け道を2人で歩く
その手はしっかりとお互いに離さないように