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心をさらったあなたへ【鬼滅の刃/不死川実弥】

第2章 心をさらったあなたへ







死ぬ可能性よりも、生きる希望を。
慈しむような優しい声が、忘れかけていたことを思い出させてくれた。


「はい…!」

「下がっていいよ。千聡も、体を大切にね」







来る時よりも少しだけ、顔を上げて歩けた気がする。











蝶屋敷に戻り点滴を替え、全身を湯で丁寧に拭い、汗をかいた病衣を着替えさせる。

次の日もその次の日も、彼が目を覚ますことはなかった。






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