第18章 カンナギとクリスマス
カンナギとクリスマス
主人公涼子は日本からトリップしてきた普通の女子高生。カンナギに拾われて一緒に暮らしている設定です。
「突然ですがカンナギ様!!日本ではそろそろクリスマスの時期なのでパーティしませんか??」
カンナギ「あ?くりすます??ぱーてぃ??何だそれ??」
「ん〜…分かりやすく言うとご馳走食べながら宴会するんですよ!」
カンナギ「美味いもん食えて酒が飲めるならいいぜ??」
「あと、プレゼントも必要です!」
カンナギ「ぷれぜんと??なんかよく分からねぇ単語がやたらと出るな。」
「贈り物のことですよ!カンナギ様!私に何かください!」
涼子はカンナギに向かって手を出す。
カンナギ「お前…結構図々しいよな。」
「いいじゃないですか!普段からカンナギ様の身の回りのお世話してるんですから!夜のお相手はしてないけど!」
カンナギ「あったりまえだ!!お前みたいなお子様に俺の夜の相手が務まるかよ!」
「うっ…確かに私は胸が小さいけど…夜の相手くらい……」
カンナギ「ん?してくれるのか?」
「……いや、出来ないっす。なんか色々と荒そうだし。ずごーんとやられて失神しそう。」
カンナギ「お前…俺を何だと思ってるんだよ。」
「俺様王様カンナギ様だと思ってます!」
カンナギ「………ところでお前から何かくれないのか??」
「え?いつもあげてるじゃないですか!」
カンナギ「何も貰った覚えはないが?」
「え〜!!酷いなぁ。毎日私の笑顔をカンナギ様に贈ってるじゃないですか!」
カンナギ「あぁ…要は何か用意するのが手間だから誤魔化そうってことか。」
「あれま!バレちゃった!流石王様!」