第16章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ続編)
「えっ……………。」
ヨルナミ「そなたを…娘以上に好きになりました。私の…妻として生きてくれませんか??」
「っ!!」
涼子は涙を流した。
「本当に…パパのお嫁さんにしてくれるの??」
ヨルナミ「えぇ。」
「嬉しい…。涼子、パパとずっと一緒に居られるんだ!!」
涼子はヨルナミに抱きヨルナミは抱きしめ返す。
「パパ…大好き…。」
ヨルナミ「私も…涼子を愛してます。誰にも渡しません。」
ヨルナミは涼子の唇に口付けをする。
次の日
ヨルナミ「そういうわけで私と涼子は夫婦になりましたので、もぅ涼子に嫁に来いと口説かないようにお願いしますよ。」
クグラ「マジかよ…。俺ここでも失恋じゃねぇかー!!」
「クグラお兄ちゃん…パパが好きだったの??」
クグラ「何故そうなる!?」
「だって…前からパパと仲良しだったし。パパ、涼子より美人だから。」
クグラ「いや、普通に考えてお前の事が好きってことだろうが。」
「だって男同士の恋愛もあるって前に居た世界で聞いたことあるし…。」
クグラ「そういう奴らも居るかもしれねぇが俺は違う!俺は正真正銘の女好き!」
ヨルナミ「涼子…私は男ですから美人と言われてもあまり嬉しくはないのですが…。」
「だってパパ美人じゃん!昔、初めて会った時お姉さんかと思ってたんだよ?一緒にお風呂入って男の人だって気付いたけど。」
クグラ「抱っこしてもらった時に分からなかったのか?」
「おっぱいの小さいお姉さんなんだと思ってた!」
ヨルナミ「………私ってそんなに男に見えないんでしょうか。」
クグラ「まぁいいじゃねぇか!美形って事なんだし?つーか、お前ら今も風呂一緒に入るのか??」
「…入るわけないじゃん!」
クグラ「え〜!?だってよ〜?夫婦になったら風呂入る以上のことアレやこれやとするだ……ぐあっ!!」
涼子はクグラを殴った。
「クグラお兄ちゃんいやらしい!」
そして涼子は部屋を出て行く。
クグラ「ゔっ…なんでそんなに怒る?」
ヨルナミ「クグラ…、涼子はまだそういう事を恥ずかしがる年頃なのですよ…。」