第16章 パパの育児奮闘記？(ヨルナミ続編)

ヒルコ「ヨルナミ様…そういう気持ちがあるなら思い切って涼子に気持ちを打ち明けたらどうですか？」
ヨルナミ「でも…親子として一緒に過ごしてきたんですよ？こんな気持ちおかしいではないですか。」
ヒルコ「親子と言っても血は繋がってないし一年程度面倒見て十年離れてこの前再会したんですよ？別に異性として見てもおかしくはないと思いますが？」
ヨルナミ「…本当にそう思いますか？」
ヒルコ「思いますとも！」
ヨルナミ「…もぅ少し考えてから涼子に話してみます。話を聞いてくれてありがとう。」

そしてヨルナミは涼子の元へ
「あっ、パパ！ヒルコお兄ちゃんとお話し終わったんだ！」
ヨルナミ「えぇ。……あの、涼子は誰か…その…結婚したいと思う相手はいるのですか？？」
「ん〜…あのね…本当のこと言ってもパパ怒ったり変だって言ったりしない？？」
ヨルナミ「(えっ…変って…まさかヒモロゲとか！？いや、臭そうとかこの前言ってたし…それともクンヒラ？？シオツチ？？…いやいや、あの二人は涼子にとって祖父のはず！！…それとも怒ったりとか言うくらいだからクグラ？？ヒルコ？？……誰なんです！？……ん〜…不安だが聞くしかないですね。)………怒ったり変だと言ったりしませんから教えてください？」
「あのね…涼子、パパのお嫁さんになれたら嬉しいな。」
ヨルナミ「…………えっ？？」
「だから、パパと結婚できたらいいのになぁって…。」
ヨルナミ「……………………っ！！」
涼子言ってることを理解したヨルナミは顔を赤くして背を向けた。
「ゔ〜…パパ怒ったの？？ごめんなさい…。」
涼子は涙目になる。
ヨルナミ「いえ…怒ってなどいません。ただ…驚いて…。」
「だって、涼子はパパが一番好きなんだもん。向こうの世界で色んな人に会ったけど……パパが一番好きだなぁって思ったの。」
ヨルナミ「涼子……。」
「………パパはお嫁さんにしたい人いるの？？」
ヨルナミ「…私は涼子を娘だと思ってましたが、今は妻になってくれたら嬉しいと思ってます。」