第16章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ続編)
ヨルナミ「…涼子はまだ15なのですから嫁ぐには早いですよ。」
クグラ「えぇ〜来年には余裕で結婚できるだろ?もぅ少しじゃん!」
ヨルナミ「……当分の間は涼子を嫁にやるつもりはありません!!」
クグラ「ゔっ…そんな怒るなよ…。」
「パパ!怒らないで!涼子まだお嫁に行かないから!」
涼子はヨルナミに抱きついた。
ヨルナミ「………本当に、まだ行かないのですか?」
「パパがお嫁に行きなさいって言うまで行かないよ!」
ヨルナミ「涼子………。大声出して申し訳ありません…大人げなかったです。」
クグラ「ヨルナミって涼子のことになるとすぐムキになるよなぁ。」
ヨルナミ「当たり前です!自分の娘のことなのですから…。」
クグラ「本当かよ。…お前実は涼子が好きなんじゃねぇの?」
ヨルナミ「は!?…娘として好きなのは当然でしょう??(私が涼子のことが好き!?…いや、娘として一緒に過ごしてきたのですよ?娘として好きに決まってます…。)」
クグラが帰った後ヨルナミはまたヒルコの元へ行く。
ヨルナミ「ヒルコ…私は涼子のことが好きなのでしょうか…。」
ヒルコ「…そりゃぁ、血が繋がって無いとはいえ娘として一緒に過ごしてきたわけだから好きですよね?」
ヨルナミ「いえ…娘としてではなく女性として見ているのかと…。クグラが涼子を嫁にと言った時とても…なんというか嫌な気持ちになりまして…。クグラでなくても絶対嫁にはやりたくないと思ったり…誰にも触らせたくないとも思ったり…。あっ、でもシオツチとクンヒラは別に触っても何とも思わないですね。涼子にとって祖父みたいなものですし。でも他の者は…昔は涼子を抱いても別に何とも思わなかったのですが今そんなことされたらとても嫌です。」
ヒルコ「…俺にはよく分かりませんが…父親って娘を他へやりたくないって思ったりはしますよね。ヨルナミ様はどんな相手なら涼子を嫁にやってもいいと思います??」
ヨルナミ「……………正直どんな相手でも嫌です!」
ヒルコ「一生自分の元に置いておきたいのですね?」
ヨルナミ「…可能ならそうしたいです。でもいずれ涼子にも好きな相手ができるかもしれませんし…」