第16章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ続編)
そして朝食を食べ終えた。
ヨルナミ「これから仕事があります。そんなに遅くなりませんから戻ったら一緒に出かけましょう。」
「分かったぁ!パパお仕事頑張ってね!」
ヨルナミ「…えぇ。(あれ?…前は一緒に行くと駄々こねてたのに…。)行ってきます。」
「行ってらっしゃい!」
ヨルナミ「……………。」
「パパ?何??早く行かなくていいの??」
ヨルナミ「いえ…前は一緒に行くと泣いていたのに…泣かないんだなぁと…。」
「え〜!?涼子もぅ15歳だよ?パパがちょっと留守にするくらいなら泣かないよ?」
ヨルナミ「そうですよね…もぅ15なんですよね。」
「うん。もぅちょっとで大人だよ?あと何年かしたらお嫁に行っちゃうかもしれないね!」
ヨルナミ「…………そろそろ時間なので行ってきます。」
首都で会議終了後
クグラ「おう!ヨルナミ!涼子が帰ってきたんだって?」
ヨルナミ「何故それをご存知で?」
クグラ「風の噂でな〜!つーか、涼子の奴可愛くなったんだろうなぁ〜!会いに行ってもいいか??」
ヨルナミ「…構いませんが。」
そしてクグラを涼子の元へ連れて行く。
ヨルナミ「ただいま帰りました。」
「パパお帰りなさい!」
クグラ「涼子〜!!」
「……あっ!クグラお兄ちゃんだー!!」
クグラは涼子を抱きしめた。ちなみにクグラは子供の姿である。
クグラ「お前大きくなったな!!」
「うん!クグラお兄ちゃんは縮んだ??」
クグラ「…今までのが変身した姿でこれが本当の姿なんだ!」
「そうなんだ…クグラお兄ちゃん可愛くなったね!」
クグラ「俺は可愛くなったと言われても嬉しくないぞ。…涼子スゲー可愛くなったな!」
「そぅかなぁ??」
クグラ「可愛くなったよ!…マジでクグラお兄ちゃんの嫁になる?」
「ん〜…涼子はまだパパが一番好きだから…お嫁に行けないの…。」
クグラ「……未だにヨルナミが一番かよ〜!!あ〜ぁ…身長俺よりちょい小さいしお似合いだと思ったのになぁ。」
涼子はだいぶ小柄なのである。