• テキストサイズ

短編(アラタカンガタリ )

第16章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ続編)


涼子は天和国に戻ってからまたヨルナミと暮らすようになった。15歳になった涼子だが小さい子供のようにヨルナミにべったりである。
「パパ〜!抱っこ〜!!」
ヨルナミ「はいはい。そなたは相変わらず甘えたがりですね…。」
そんなことを言いながらもヨルナミは涼子を膝に乗せて抱きしめる。
「だって〜やっとパパに会えたから嬉しいんだも〜ん!」
ヨルナミ「私も…またそなたに会えてよかった…。」
ヨルナミは涼子の頭を撫でた。


ヨルナミ「そろそろお風呂の時間ですね。一緒に入りますか?」
「えっ……」
ヨルナミ「どうしたんです??」
「……パパのスケベー!!」
ヨルナミ「なっ!!何を言うのですか!?」
「もぅパパとは入らないもん!!」
涼子は一人で風呂に行ってしまった。
ヨルナミ「……なんなんでしょう。」

ヨルナミはヒルコのところへ行く。
ヨルナミ「ヒルコ…涼子が一緒にお風呂入ろうと言ったら怒ってしまいまして…どうしたんでしょうか?」
ヒルコ「……ヨルナミ様、それは本気で聞いてるのですか?」
ヨルナミ「本気ですが?なぜです??」
ヒルコ「…涼子はもぅ15歳なんですよ?」
ヨルナミ「まだまだ子供ですよね?」
ヒルコ「そりゃぁ…200年以上生きてる我々にとっては子供かもしれませんが…普通の人間としてはもぅ大人に近い年齢ですよ。」
ヨルナミ「………未だに抱っこをせがんでくるし背丈も低いから昔とほとんど変わらないと思ってましたが…言われてみればもぅ大人に近い年齢なんですよね…。」
ヒルコ「そうですよ。あのくらいの年齢になったら男に裸見られるのが抵抗あるもんですよ。逆に平気な方が珍しい!」
ヨルナミ「……そうですよね。あぁ…少し前まで赤ん坊のようだった涼子が…恥じらいを持つような年齢になるとは…。」
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp