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短編(アラタカンガタリ )

第14章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ編)


それから行方不明になって十年経った。
ヨルナミは涼子が水遊びしていた川を毎日訪れていた。
ヨルナミ「もぅ…見つかることはないと分かっているのに…どうしても諦められない…。涼子…そなたが見つからないのはもしや元の世界に戻ったということなのでしょうか?それとも…やはりもう生きていないのでしょうか。せめて生きててほしい…。」
すると川が突然荒れ出した。
ヨルナミ「いったい何が!?」
そして中から一人の少女が現れた。
「パパ〜!!」
ヨルナミ「えっ!?」
「やっと会えた…パパ!涼子だよ?」
ヨルナミ「本当に…涼子?」
「うん!」
ヨルナミ「今までどこに居たのです?心配したのですよ?」
「涼子ね、また異世界に戻っちゃったんだ…。どうやったらパパのところに戻れるか分からなくて十年経っちゃったんだけどね…パパに会いたいってずっと祈ってたらやっと願いが叶ったの。」
涼子はヨルナミに抱きついた。
「パパ…ただいま。」
ヨルナミも涼子を抱きしめる。
ヨルナミ「涼子、お帰りなさい。」

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