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短編(アラタカンガタリ )

第14章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ編)


「ゔぅ……」
涼子は半泣きになる。
ヨルナミ「こればかりは泣いてもダメですよ。」
「わはははは!!」
ヨルナミ「笑ってもダメです。」
「ぶー!!」
ヨルナミ「拗ねてもダメです。」
「ケチー!!いいもん!今度クグラお兄ちゃんに触らせてもらうかりゃ!!」
ヨルナミ「はぁ…どうせ断られると思いますよ?ヒモロゲのじゃダメなんですか?」
「……ヒモロゲはね、どこにチンチンあるか分かりゃないからしゃわれないの。」(触れないの)
ヨルナミ「ぷっ!!」
ヨルナミは下を向いて笑いを堪えた。
「パパ?ヒモロゲのチンチンおもちろいの??」(面白い)
ヨルナミ「……いえ、なんでも。」
チンチンの話をしただけでお風呂の時間は終わった。
そして夕飯を食べしばらくすると就寝時間になる。
ヨルナミ「涼子、今日は一人で寝てみませんか?」
「まだ無理に決まってるでちょ!涼子はまだちいちゃいのよ?」
ヨルナミ「私はそなたと同じ歳の頃一人で寝てましたよ?」
「パパのパパとママは一緒に寝てくりぇなかったの?」
ヨルナミ「ん?ママとは…お母さんのことですか?」
「しょうだよ!」(そうだよ)
ヨルナミ「そうですね…一緒には寝てくれませんでしたね。」
「一人でしゃびしくなかったの?」(寂しくなかったの?)
ヨルナミ「少し寂しかったですね…。」
「じゃぁ、今はしゃびしくないよ!涼子が一緒に寝てあげるから!」
そう言うと涼子はちゃっかりヨルナミの布団に入っていった。
ヨルナミ「仕方ありませんね…。」
そう言いながらも涼子と一緒に寝てあげるヨルナミなのであった。

そして二人が親子として一緒に暮らし始めて一年ほど経った頃、
涼子が川で水遊びをしていて流されてしまった。
「パパ〜!!助けて〜!!」
ヨルナミ「涼子!?あらわれたまえ!哭多!!」
ヨルナミは神意で助けようとしたのだが間に合わずあっという間に流されてしまった。
流された方へ向かい劍神で水を操り探したが涼子の姿はどこにもなかった。
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