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短編(アラタカンガタリ )

第14章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ編)


ヨルナミ「クグラがいいんでしょ?もうお嫁でもなんでも行けばいいじゃないですか。」
クグラ「おいおい、ヨルナミ…。そんな言い方したら涼子が可哀想じゃないか…。」
「いやー!!パパ!!涼子、パパがいいよー!」
涼子はクグラから離れ泣きながらヨルナミに抱きついた。
ヨルナミ「クグラのこと好きと言ったではありませんか。」
「パパのがもっとしゅきだもん!あっち行け言わないで!」
涼子はヨルナミに必死にしがみついた。
ヨルナミ「……すみません。私も大人げなかったです。」
ヨルナミは涼子の頭を撫でた。
「涼子のこと嫌いにならない?」
ヨルナミ「嫌いになるはずがありません。そなたは私の大切な娘なのですから。」
「パパ…。」
クグラ「あ〜ぁ、俺フラれっちまったな。」
「クグラお兄ちゃんはパパの次にしゅきよ。」
クグラ「ヒルコは?」
「三番目にしゅき。」
クグラ「ヒモロゲは?」
「………二十八番目にしゅき。」
クグラ「ヒモロゲの順位低っ!!」
「だってヒモロゲね、涼子の前で大きいオナラしゅるんだもん。」
クグラ「ギャハハハハハハ!!そりゃ嫌だわな!」
ヨルナミ「ヒモロゲは…子供の前とはいえ下品な…。」

そんなこんなでヨルナミと涼子は仲直り?して城へ戻る。
ヨルナミ「涼子、今日からお風呂は侍女と一緒に入ってください。」
「えー!!なんで??」
ヨルナミ「(体のこと言われるのが恥ずかしいとは言いにくい…。)女の子なのですから女性と入った方がいいと思いまして…。」
「いや!涼子、パパと入るの!」
涼子はヨルナミにしがみ付く。
ヨルナミ「ゔっ…(そんなことされるとダメとは言えない…。)」
「お願い…パパ!一緒に入ろう!」
ヨルナミ「はぁ…分かりました。但しおとなしく入るのですよ?」
「やったぁ!!」
そして二人でお風呂に入る。
「パパー!チンチン触ってみていい??」
ヨルナミ「……ダメです。(また昨日と同じことを…。)」
「なんで??」
ヨルナミ「わざわざ触るものではないからです。」
「パパ…お願い!!」
ヨルナミ「どんなにお願いされてもダメです!」
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