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短編(アラタカンガタリ )

第14章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ編)


そして就寝時間…
「パパ、一緒に寝てくれりゅ?」
ヨルナミ「いいですよ。いらっしゃい。」
涼子はヨルナミの布団に入り抱き付く。
「パパ…いい匂いすりゅね!」
ヨルナミ「そうですか?涼子も石鹸のいい匂いがしますよ?」
「…パパ、涼子とずっと一緒に居てくれりゅ?」
ヨルナミ「…涼子がお嫁に行くまでずっと一緒ですよ?」
「涼子は誰のお嫁しゃんになるのかなぁ…。」
ヨルナミ「クグラが涼子をお嫁さんにしたいって言ってましたよ?」
「クグラお兄ちゃんかぁ…涼子、クグラお兄ちゃんのお嫁しゃんならいいかなぁ…パパと仲良ちだもん。」
ヨルナミ「……さぁ、早く寝ましょう?」
ヨルナミは涼子の体を軽くトントンと叩き寝かしつける。
ヨルナミ「できることなら…誰にも嫁になんてやりたくないのですが…。」(ボソッ)

次の日の朝

ヨルナミ「涼子、私は神鞘会議があるので首都に行ってきます。クンヒラがそなたの面倒を見てくれるのでお利口にしてるのですよ?」
「……涼子、パパと一緒がいい。」
ヨルナミ「遊びに行くのではないのですよ?終わり次第早く戻りますから。ね?」
「……いやなの!パパ居ないのいやー!!」
ヨルナミ「…我儘を言ってはなりません。」
「いやいや!!パパ行っちゃめーよ!!」
ヨルナミ「……仕方ない。では途中まで一緒に来てもいいですからヒルコと外で待ってなさい。絶対中へ入っては行けませんよ?いいですね?」
「やったぁ!!」
ヨルナミ「はぁ…私も甘くなりましたね…。」
そして首都へ向かいヨルナミは会議へ、涼子はヒルコと外で待つ。
「ヒルコ兄ちゃん見て!これ昨日こっそり拾ってきたの!」
ヒルコ「あ?……お前何拾ってんだよ!!」
「ん??白いニュルニュル!」
ヒルコ「ん??じゃねぇ!そんなもん拾うな!」
「だって落ちてたんだもん!」
ヒルコ「…お前は落ちてたらウンコでも拾うのか?」
「ヒルコ兄ちゃん、ウンコって言ったらいけにゃいってパパ言ってたよ?」
ヒルコ「虫を持ち帰るなとも言われただろ?」
「だって可愛かったんだもん!」
ヒルコ「可愛くねぇよ!気持ち悪りぃだろ!」
そんなこんな騒いでいるとヨルナミが戻って来た。
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