第14章 パパの育児奮闘記?(ヨルナミ編)
ヨルナミ「さぁ、土で汚れてしまいましたからお風呂に入ってしまいましょう?」
「パパも一緒に入る?」
ヨルナミ「えぇ。さぁ、早く用意なさい。」
「は〜い!」
そして二人でお風呂へ入る。
「…………。」
涼子はヨルナミの体をじーっと見る。
ヨルナミ「…どうかしました?」
「…………パパって女の子みたいだけどおチンチン付いてるね!どうちて??」
ヨルナミ「いや…女の子みたいって…私は男なので付いてるのですよ。」
「ふ〜ん……………。」
ヨルナミ「また何か??」
「触ってみてもいい!?」
ヨルナミ「……一応聞いておきますが何をです?」
「ん?おチンチン!!」
ヨルナミ「…そういうことは言ってはいけませんよ。それと、これはわざわざ触るものではないので触らないでください。」
「む〜…ちゅまんないの〜!(つまんないの)」
ヨルナミ「いいから、さっさと体洗って入ってください。(明日から侍女に涼子のお風呂任せることにしましょう。)」
そして夕食の時間…
ヨルナミ「ちゃんと野菜も食べるのですよ?」
「…涼子、おやしゃい(お野菜)嫌いなの。」
ヨルナミ「嫌いなんて言ったら野菜が可哀想ですよ?」
「…可哀想じゃないもん。」
ヨルナミ「野菜も魚も肉も命をいただいてるのですよ?涼子の為に命をくれているのに…嫌いなんて言ったら可哀想じゃないですか。どうしても苦手なら一口でもいいですから食べてあげてください。」
「ゔ〜…。」
涼子は渋々一口食べる。
ヨルナミ「偉い偉い。」
「おいちくないよ…。(美味しくないよ)」
ヨルナミ「でも栄養がありますから早く大きくなれますよ?」
「え?大きくって…ヒモロゲみたいになりゅの?…それなら涼子、ちいちゃいままでいい!」
ヨルナミ「いえ、あれは食べ過ぎであの大きさになったというだけですからあんなにはなりませんよ。今よりも大きくなれるってだけです。」
「ヒモロゲにならない?」
ヨルナミ「野菜をいっぱい食べる分にはなりませんよ。」
「じゃぁ涼子もうちょっと頑張って食べりゅ!」
涼子はまた一口野菜を食べた。
ヨルナミ「ふふ、お利口ですね。」