第13章 ヨルナミとおバカ主人公4
ヨルナミ「……………。」
カンナギ「ヨルナミどうしたんだよ?」
ヨルナミ「……………。」
ヤタカ「まさか寂しいとか?」
ヨルナミ「お黙りなさい!神経質男!!」
ヤタカ「…八つ当たりしないでくれたまえ!」
ヨルナミ「…(あれだけヨルナミヨルナミ毎日騒いでたのに躊躇いなく帰って行くなんて…。なんか面白くない…。)」
アカチ「今日は帰った方が良さそうだな…。」
クグラ「だな。…つーか、なんでここに集まったんだっけか?」
アカチ「…忘れた。」
そして数日経ち
ヨルナミ「はぁ…。」
一人部屋で涼子が置いて行った箱を見ながらため息をついているヨルナミ。ちなみにまだ中は開けていなかった。そしてそれをこっそり覗く属鞘達が居た。
クンヒラ「最近ヨルナミ様元気がないな…。」
シオツチ「…あのヤマンバ娘が居ないのが寂しいんじゃないだろうか…。」
ヒモロゲ「えー!?実はヨルナミ様はあの変態娘を気に入っていたのか!?」
キナ「確かに涼子が居る時は結構生き生きとしてたような気も…。」
ヒルコ「まさかとは思うが…なんやかんやで惚れてた?」
クンヒラ「そんなことはあってはならない!!ヨルナミ様ともあろう方が私を暑苦しいオッサン呼ばわりする上に私の頭にブラジャー被せようとするような変人に惚れるだなんて!」
ヒルコ「クンヒラ…やられたこと結構根に持ってたんだな…。」
ヨルナミ「みんなで何をコソコソしてるんですか?」
ヒモロゲ「ヨ…ヨルナミ様!?」
ヒルコ「あっ…いや…ヨルナミ様元気ないなぁ…と思いまして…。」
ヨルナミ「ふっ…そんなことはありませんよ…。あんな下品娘が居なくなったくらいで寂しいなんて…あるはずがありません!」
シオツチ「(やっぱり寂しいらしいな…。)…ん!?」
突然天井が光出した。
キナ「この光は何なんです!?」
ヨルナミ「まさか…!?」
「ヨルナミ〜!!見て〜!!」
涼子が光の中から現れた。そしてヨルナミの上に落ちてきた。
ヨルナミ「んぐっ!!」
「あら失敬!もぅ!お姫様抱っこで受け止めてくれればいいのに!」
ヨルナミ「そんな大荷物持った状態でいきなり落ちてきたらできるわけがないでしょう!」
涼子は大量の荷物を持って現れたのである。