第13章 ヨルナミとおバカ主人公4
ある昼下がり、ヨルナミは何故か五天鞘の仲間と集まっていた。
「ヨルナミー!!大……ぐはっ!!」
今回は定番セリフを全て言う前にナキサワで叩かれてしまった。
ヨルナミ「いい加減にせんかーい!!」
「いだい…。」
カンナギ「…なっ!なんだこの化け物は!?」
涼子はまたヤマンバメイクをしていたのである。最近のブームらしい。
クグラ「ん??前より変な顔してるが…もしかして変態パンツ女涼子か!?」
「おぉ!そういうお主は風の妖精クグラではないか!相変わらずの露出狂!」
クグラ「妖精じゃなくて神鞘だっての!!あと、露出狂じゃねぇ!」
カンナギ「パンツ女??」
クグラ「コイツ、この前パンツに穴空いたって俺らの前で大騒ぎしてたんだぜ?」
カンナギ「阿呆らしい…。」
アカチ「…これがヨルナミが飼い始めたという変態なのか?」
「誰が変態だ!鎧男め!」
ヤタカ「聞いてた通り、相当な変態みたいだね…。なんでヨルナミはこんなのを飼っているんだい?」
「鎧男同様変態だの飼ってるだの言うな!てか、あんたら誰よ?風の妖精以外知らないんだけど?」
ヨルナミ「他の領土の神鞘達ですよ。そなたから挨拶なさい。」
「不本意だが仕方ない…異世界からやって来ました三神涼子17歳花の独身!趣味はおとこを少々!」
ヤタカ「…もしかしてお琴と言いたいのかい?」
「いや!お・と・こで間違いない!」
ヤタカ「は!?趣味が男!?」
クグラ「まぁまぁ、相手は変態だ…あんま突っ込むと疲れるぜ。」
「おっ!風の妖精もよく分かってるではないか!」
クグラ「(無視)」
「あっ、無視しやがったな。天然ガン黒め…。で?あんたらは??」
カンナギ「…カンナギだ。」
「おっ!若い兄ちゃんなのに白髪か…。色々苦労してるのね…。」
カンナギ「違ぇし!つーか、白髪言うな!」
「(無視)さてさてお次は??」
アカチ「アカチだ。地の神鞘でハニヤスの領主をやっている。」
「痔の神鞘ね!いぼ痔?それとも切れ痔??」
アカチ「痔じゃなくて地だ!!変態め…わざと間違えたな!?」
「はっ!私を変態だと分かっているのにややこしい自己紹介するのが悪いのよ!」
アカチ「…いつか殺す。」
「はいはい!最後にそこの神経質そうな坊ちゃんは??」
ヤタカ「坊ちゃん言うな!…ヤタカだ。」
「やかた??」
ヤタカ「ヤ・タ・カ!!」
