第11章 ヨルナミとおバカ主人公2
ヨルナミ「…ところで大変だの騒いでましたが何なんですか?」
「あっ!そうよ!露出狂クグラなんてどうでもいいのよ!」
クグラ「なんかムカつくな…。」
「あのね!1枚しかない私のパンツに大穴が!しかも丁度股の部分に!!」
涼子はパンツを広げて見せた。
クグラ「ぶー!!」
クグラは飲んでいたお茶を吹き出した。
「うわっ!汚っ!!」
クグラ「お前がバカなこと言うからだ!」
「何がバカなんだ!パンツに大穴なんて一大事じゃないの!しかも守るべき場所が守られてないなんて!」
クグラ「…ん?一枚しかないってことは今はどうしてるんだ?」
「は?ノーパンに決まってるでしょ?」
クグラ「何だよノーパンって?」
ヨルナミ「下着を身につけてないということらしいですよ。」
クグラ「ぶー!!げほっげほっ!!
またお茶を吹き出した。
「うわっ…また汚いわね。てか、ヨルナミ…どうしよう?このままお股スースーは耐えららないわ!」
ヨルナミ「新しいのを買えばいいでしょ。」
「じゃぁヨルナミ買って〜?」
ヨルナミ「はぁ…このままでは世の中の迷惑になりますし仕方ない…。」
「よし!じゃぁ、パンツを買いに!いざ出陣!!」
ヨルナミの手を掴んでパンツを買いに行こうとする。
ヨルナミ「ちょっとお待ちなさい。お金を渡しますから一人で買ってきなさい。」
「え〜!?なんで!?ヨルナミ選んでよ!」
ヨルナミ「女性の下着なんて一緒に買いに行くの嫌に決まってるではないですか!」
「つまんないの〜。」
ヨルナミ「それから…その頭に被っている胸当ても外しなさい。」
「まだ完全に乾いてないのに…。仕方ない、クンヒラの頭にでも被せてくるか。あのオッサン暑苦しいタイプだから乾くの早そうだし!」
ヨルナミ「おやめなさい!」
「じゃぁそこの風の妖精クグラの頭にでも…。」
クグラ「やったら風で切り刻んでやる!つーか、妖精じゃねぇし!」