第9章 ヤタカのドッペルゲンガー(霊能者主人公がヤタカの妻設定)
そして本物のヤタカの元へ戻った。
「ヤタカー!」
ヤタカ「涼子!無事に戻ってきてくれてよかった。」
「ヤタカってば心配し過ぎよ!あっ!ちゃんとドッペルゲンガーもヤタカの体に戻ったからもぅ大丈夫だよ!」
ヤタカ「そうか…涼子ありがとう。」
「いえいえ。ただ、ドッペルゲンガーがやらかした噂話をどうにかするのは大変そうよね…。」
ヤタカ「そうだな…ちょっと気が重いよ。」
「まぁ大丈夫!私は何があってもヤタカの味方だから!二人で乗り切りましょう!」
ヤタカ「涼子…。ところでなんか突然体のあらゆる部分が痛み出したんだけど…これってドッペルゲンガーが戻ったことと何か関係があるのかな?」
「(うわ〜…さっきドッペルゲンガー投げ飛ばしたせいだわ…。)ん〜どうだろう?ちょっと分からないなぁ…。」
涼子はとりあえず曖昧な返事で誤魔化した。
ヤタカ「まぁ、しばらくすれば痛みも落ち着くかもしれないしな。………涼子。」
ヤタカは真剣な顔をした。
「ん??」
ヤタカ「本当にありがとう。僕の為に必死になってくれて…とても感動したよ。」
ヤタカは涼子を抱きしめた。
「ヤタカ…。」
ヤタカ「涼子、愛してるよ…。」
「私もだよ…。(ドッペルゲンガーをボコボコにしたこと…カンナギとクグラに口止めしとかないとな…。)」
終われ