第8章 パパの育児奮闘記?(カンナギ続編)
そして浮舟でスズクラへ向かう。
カンナギ「おい!あんまり男と気安く喋るんじゃない!」
「なんで??クグラお兄ちゃんと喋っただけだよ?」
カンナギ「…お前は俺が他の女と仲良く喋ってても平気なのか?」
「………ちょっと嫌かもしれない。」
カンナギ「だろ?だからあんま必要以上に喋るな。」
「分かった!」
スズクラにて
「うわ〜…お店がいっぱい!!」
カンナギ「涼子をスズクラに連れて来たのは初めてだもんな。」
そこにヨルナミが現れた。
ヨルナミ「カンナギに涼子、ごきげんよう。」
カンナギ「おう!ヨルナミ。涼子、ヨルナミのこと覚えてるだろ??」
ヨルナミ「あの小さかった涼子がこんなに大きくなって…時が経つのは早いですね。……何をしてるのです??」
涼子は手で口を塞いでいた。
カンナギ「おい!ちゃんと挨拶くらいしろ!」
「パパがさっき他の男の人と喋っちゃダメって言ったんだもん!」
カンナギ「…必要以上に喋るなと言ったが?挨拶は必要だろ!」
「全部ダメじゃなかったんだ!!ヨルナミお兄ちゃんこんにちは!涼子いっぱい大きくなったよ?」
ヨルナミ「身長以外あまり変わってない気がするのは気のせいでしょうか?」
カンナギ「いや、気のせいじゃないぜ。コイツは昔のままお子様だ。」
「え?涼子、野菜食べれるようになったし身長だけじゃなくておっぱいも大きくなったよ?大人だもん!」
カンナギ「コラ!恥ずかしいことデカい声で言うな!」
ヨルナミ「もう少し恥じらいというものを持ちましょうね。ところでお二人で買い物ですか?珍しい。」
カンナギ「あぁ、…実はコイツと結婚することになってな。首飾りを買いにな…。」
ヨルナミ「えー!?そなた達が夫婦に!?」
カンナギ「そこまで驚くのかよ。」
ヨルナミ「だって親子関係だったはずではないですか?なのに夫婦って…。」
カンナギ「まぁ、普通はそう思うだろうが本当の親子とは違うし10年離れてたから色々と変わったんだよ…。」
「あのね!涼子、パパのお嫁さんになれて嬉しいんだよ?涼子は昔からパパ大好きだったから!」
カンナギ「おい!あんまデカい声で好きとか言うなって!」
ヨルナミ「…そうですか。驚きましたが二人が幸せなら良いことです。おめでとうございます。」