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短編(アラタカンガタリ )

第8章 パパの育児奮闘記?(カンナギ続編)


カンナギ「…は??」
「えっと…夫婦になってお尻とお尻をくっつけると赤ちゃん出来るんだよね?」
カンナギ「…誰から聞いたんだ?」
「オヒカお兄ちゃん!赤ちゃん生まれたでしょ?でね、どうやったら出来るの?って聞いたらそう教えてくれたよ?」
カンナギ「(オヒカめ…。つーか、涼子の奴…子作りの知識もないとは…想像以上に幼いな。)とりあえずそれは間違いだ。尻と尻はくっつけても子供はできない。」
「えー!?じゃぁオヒカお兄ちゃん嘘ついたの!?」
カンナギ「まぁそうだな。本当のことを言うのが恥ずかしいんだろう。」
「恥ずかしいの??」
カンナギ「詳しいことはもう少ししたら教えてやるから…とりあえず今日はもう寝るぞ。」

次の日
カンナギ「ちょっと仕事をしてくる。その後に首飾り買いに行くから大人しくしてろよ?」
「分かったぁ!」
部屋で待ってるのも退屈なのでちょっと外に出てみた。
歩いているとまたクグラが飛んできた。
クグラ「お〜い!涼子!」
「あっ!クグラお兄ちゃん!」
クグラ「また散歩か?暇ならお兄ちゃんと遊ばないか?」
「あのね、もぅちょっとしたらパパと首飾り買いに行くんだぁ。だからお兄ちゃんと遊べないの。ごめんね?」
クグラ「首飾り??」
「うん!涼子ね、パパのお嫁さんになったんだよ〜!」
クグラ「えー!?嫁!?何!?結婚したのか!?」
「うん!パパがねお嫁さんにしてくれるって言ったの!でね、今日夫婦の証の首飾り一緒に買いに行こうって!」
クグラ「ガーン!!俺、涼子のこと狙ってたのに…。」
「クグラお兄ちゃん??」
クグラが落ち込んでいるとカンナギがやって来た。
カンナギ「おいクグラ、また涼子にちょっかい出してるのか?」
クグラ「は!?ちょっかい出してるとかじゃねぇし!」
「あっ!パパ!お仕事終わり??」
カンナギ「あぁ。待たせたな。」
「じゃぁクグラお兄ちゃん!涼子、パパと首飾り買いに行くからまた遊ぼう!またね!」
カンナギと涼子は首飾りを買いにスズクラへ向かう。
クグラ「…また失恋した。」
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