第8章 パパの育児奮闘記?(カンナギ続編)
涼子は泣き出した。
カンナギ「悪い…今のは忘れてくれ。別に無理強いするつもりはないんだ!お前が今まで通り親子でいたいならそれでも構わない…だから…」
「違うの。涼子、嬉しいんだよ…。小さい頃からパパのこと大好きで…パパのお嫁さんになれたらなぁなんて夢見てたから。でもパパはいいの?パパならもっと大人で綺麗な人と結婚できるんじゃないの?」
カンナギ「俺はお前がいいんだ。…俺の妻になってくれ。」
「はい。」
涼子はカンナギに抱きつきカンナギは涼子を抱きしめた。
その日の夜、オヒカと酒を飲みながら今日のことを話す。
オヒカ「おぉ!なんと急展開!涼子に求婚して承諾してもらえたんですね!おめでとうございます。」
カンナギ「あぁ。まぁ、夫婦になったからといって特に何か変わるわけでもないんだけどな。」
オヒカ「えっ!?まさか夫婦になる前からピーしたりしてたんですか!?」
カンナギ「んなわけねぇだろ!今まで通り一緒に暮らすってだけだ!」
オヒカ「な〜んだ。ところで夫婦の証の首飾りは着けないんですか?」
カンナギ「…今さっき求婚したばかりだぞ?明日にでも二人で買いに行く。」
オヒカ「涼子の好きな物を買って差し上げるんですね〜優しい!!」
カンナギ「…やっぱりお前面白がってるな。」
オヒカ「そんなんじゃないですって。カンナギ様が幸せそうだから私も気分が良いだけですって!」
そして寝所にて
「パパ…。」
カンナギ「悪い。起こしちまったか。」
「ん〜。ちょっと前から起きてたの。」
カンナギ「俺が居ないとまだ眠れないのか?」
「うん。パパ一緒のがいいの。」
カンナギ「まだまだガキだな…。」
「ん?涼子、パパの子供だからいいんだも〜ん!」
カンナギ「あ?もぅ、俺の妻だろ?」
「そっかぁ…涼子はもぅパパの奥さんなんだよね〜うふふ。」
涼子は照れながら笑う。
カンナギ「(スゲー喜んでやんの。)…妻になってもお前は一緒に寝るのか?」
「…一緒に寝ちゃダメなの?」
カンナギ「…子供が出来てもいいのか?」
「えっ?」
カンナギ「…夫婦になったんだから子供が出来るようなことをするだろ?」
「お尻とお尻をくっつけるの??」