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短編(アラタカンガタリ )

第8章 パパの育児奮闘記?(カンナギ続編)


そして朝食後
カンナギ「俺は仕事がある。お前は大人しくしてろよ?」
「外行ってもいいでしょ?」
カンナギ「…あまり遠くへは行かないようにしろ。あと、知らない奴が声かけてきたらさっさと逃げろよ?」
「パパ過保護だなぁ。大丈夫だよ〜!涼子もぅ小さい子供じゃないんだから!」
カンナギ「……そうだったな。じゃぁ行ってくる。」
「いってらっしゃい!」

そして外にて
「ん〜パパいないとつまんないなぁ〜。」
すると声が聞こえた。
クグラ「お〜い!!お前涼子だろ??」
「ん??誰??」
クグラ「えー!!俺のこと覚えてないの!?」
「前に会ったことあるの??…まさか!知り合いを装った怪しい人!?」
クグラ「違う違う!クグラお兄ちゃんだよ!」
「え??クグラお兄ちゃん??そんなに小さかったっけ??」
涼子は子供の姿のクグラを知らないのである。
クグラ「あぁ…この姿だと分からないんだな!」
クグラは大人に変身した。
「…あー!!クグラお兄ちゃん!!」
クグラ「ちゃんと覚えてたか!お前大きくなったな!」
「うん!クグラお兄ちゃんは小さくなったね!」
クグラ「いや、元々があの姿なんだ。」
「え?そうだったんだ?ところでクグラお兄ちゃんはなんでここに??」
クグラ「涼子が戻ってきたってカンナギから聞いてどんな風に成長したか見たくなったから来た!つーか、こんな所で一人で何やってるんだ?」
「パパいなくてつまらないから一人で散歩してたの。早くお仕事終わらないかなぁ〜…。あんま遠く行っちゃダメとか言うから退屈なんだ〜。」
クグラ「相変わらずカンナギのこと好きなんだなぁ!」
「大好きだよ!でもパパ最近たまに変なの。」
クグラ「何が変なんだ??」
「え〜とね、お風呂一緒に入ろうとするとダメだとか言うし、さっきもパパの前で着替えようとしたら恥じらいがどうとか言われたの。前は一緒にお風呂入ったり着替えだって見るだけじゃなくて手伝ってくれてたのにさ〜。」
クグラ「そりゃぁ、しゃーないだろ。今15歳なんだよな?丁度そういうのが恥ずかしくなる年頃ってかさ…。」
「そうなの?涼子は別に恥ずかしくないんだけどなぁ。」
クグラ「じゃぁ涼子は俺の前でも着替えたりできるか?一緒に風呂入れるか?」
「……………恥ずかしいかもしれない。」
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