第8章 パパの育児奮闘記?(カンナギ続編)
パパ続編
再び元の世界から涼子は天和国にやって来た涼子は、またカンナギと一緒に暮らすことになる。
カンナギ「オヒカ!どうしたらいい!?」
オヒカ「何がですか??」
カンナギ「涼子だよ!あいつ15にもなったのに未だに『パパお風呂入ろう!』とか平気で言うんだぜ?」
オヒカ「ハハハ!15なんてまだ子供じゃないですか。」
カンナギ「いや、俺らみたいに100年以上余裕で生きてる鞘からしたらまだまだ子供だけどよ?普通の人間だと15じゃもう大人だろうが!」
オヒカ「ん〜そうだとしても…親子なんですから気にしないで一緒に入ってあげればいいのでは?まさか女性として意識してるわけじゃないのでしょ?」
カンナギ「……………。」
カンナギは気まずそうに目をそらす。
オヒカ「え…?もしかして意識してるんですか?」
カンナギ「お前にしか言えねぇけどさ…なんか十年ぶりに再会して…子供じゃなくて女になったなぁと思ってよ…。あいつは何も考えずに抱きついてくるけど…そういう時なんか変な気分になっちまって…。」
オヒカ「…カンナギ様、やはり涼子を女性として見てるんですよ。」
カンナギ「でも一年程度だけど親子として暮らしてきてずっと自分の娘って思ってたんだぜ?そんな相手を女に見るとか変態じゃねぇか!?」
オヒカ「親子として思ってたとしても本当の親子とは違う上に十年も離れてたのですから…血の繋がった本当の親子だったらまずいでしょうがカンナギ様と涼子の場合はおかしくはないと思いますよ?…とりあえず、涼子と親子なんだからとかあんま考えないで普段通りに暮らしてみてどうしたいかじっくり考えてみては?」
カンナギ「そうだな…。ごちゃごちゃ考えててもどうにもならねぇもんな。」