第6章 人魚(人魚シリーズからネタ借りてます。相手はヨルナミ)
ヨルナミ「ウルキ…。彼のしたことは許されることではありません。でもずっと苦しんでいたんでしょう。」
「えぇ。あと、ウルキの遺品の中から人魚の肉も出てきました。」
ヨルナミ「これが人魚の…。」
「これを万が一誰かが口にしたら大変なことになります。早く処分しなくては…。」
ヨルナミ「では、カンナギに頼みましょう。」
そしてカンナギの神意で人魚の肉を消し去ってもらった。
それから数ヶ月経ち涼子は少しずつ元気を取り戻していった。
そして、ヨルナミとの子を身篭った。
ヨルナミ「この中に私の子が居るのですね…。」
優しくお腹を撫でた。
「えぇ。ヨルナミ様にそっくりな子だと嬉しい。」
ヨルナミ「私は涼子にそっくりな子だともっと嬉しいですよ。」
「ヨルナミ様に似た方が綺麗な子になると思いますが?」
ヨルナミ「そなたも美しいですよ?」
「そういう台詞よく照れずにさらっと言えますね。」
ヨルナミ「そなたも私を綺麗と言うではありませんか?…この子は女児か男児かどちらでしょうね。」
「ヨルナミ様はどちらだと嬉しいですか?」
ヨルナミ「そうですねぇ…男児だったら私の後を継いでもらいたいですし…女児ならとにかく可愛いでしょうし…迷います。」
「じゃぁ男児と女児の双子だったら最高ですね!」
ヨルナミ「そうですね。でも…涼子が無事で子は元気に生まれてくれればどちらでも構いませんよ。」
「ヨルナミ様…。」
ヨルナミ「涼子…。元気な子を産んでください。」