• テキストサイズ

短編(アラタカンガタリ )

第2章 もしもヨルナミと夫婦だったら(クグラと夫婦主人公編)


ある日の朝、涼子は一人まだ眠っていた。
ヨルナミ「涼子、起きなさい。」
「ん〜…ヤダ。」
ヨルナミ「涼子…。起きないならヒモロゲに熱い口付けでもしてもらいましょうか…」
「はい!起きました!それだけはご勘弁を!朝からあんなに脂っぽいのは嫌でございます!」
ヨルナミ「(脂っぽいって…。)…朝の挨拶は?」
「…おはようございます。」
ヨルナミ「はい、おはよう。涼子…神鞘の妻たる者が朝寝坊とは…母上が居たら何と言うか…。」
「朝からマザコン発言やめい!!」
ヨルナミ「(無視)さぁ、朝食の用意がもう出来てます。冷めてしまいますから早くいただきましょう。」
「マザコン無視かよ!」

そして2人で朝食を食べる。
「いただきます!」
朝から涼子はヨルナミの5倍は食べる。
ヨルナミ「毎度のことながらよく食べますこと。」
「だって美味しいもん!」
ヨルナミ「ふふ。」
「なんで笑うのよ〜?」
ヨルナミ「いえ、美味しそうに食べる姿が愛らしく感じましてね。」
「……………。」
涼子の顔が赤くなった。
ヨルナミ「おや?顔が赤いですよ?」
「…ヨルナミが…平然と『愛らしく感じましてね。』なんて言うから!!もう!!」
ヨルナミ「(あぁ…照れた顔も愛らしい。でもまた言ったら更に赤くなるから言わないでおきましょう。)そんなに照れないでください。それより…今日はそなたと一日二人で過ごしたいと思うのですがよろしいですか?」
「…それは全然いいよ!あっ…できればちょっとやりたいことはあるんだけど。」
ヨルナミ「何でしょう??」
「スズクラの中でいいからヨルナミと2人でお出かけしたいなぁと。2人で出かけたりとかあんましたことないじゃん?だから…いいかな?」
涼子が聞くとヨルナミは涼子の頭を優しく撫でた。
ヨルナミ「もちろん、良いに決まってます。」
「やったぁ!じゃぁ早く行こう!!」
ヨルナミ「ちょっとお待ちなさい。涼子、野菜が少し残ってますよ?きちんと残さずお食べなさい。」
「…はい。(なんかヨルナミって私の旦那というか親みたい…。)」
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp