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短編(アラタカンガタリ )

第1章 もしもカンナギと夫婦だったら(クグラと夫婦主人公編)


そして二人は散歩へ。あまりベタベタしないカンナギが珍しく手を繋いできた。
「カンナギから手を繋ぐなんて珍しいね!?いつも外ではくっつかないのに。」
カンナギ「……………。」
「ねぇ?どうかしたの?なんかさっきから変だよ?いつも普通ではないが。あだっ!」
カンナギは軽く涼子の頭をど突いた。
カンナギ「…お前は、こっちの世界に来て俺と一緒になって本当に良かったのか?」
「えっ??」
カンナギ「その…しばらくしてやっぱり帰りたくなったとか俺と一緒になっても仕事ばかりでずっと一緒に居られるわけでもないから楽しくないとか…そういう風に思ったりしてないかとな…。」
「う〜ん…まぁ確かにこの国は自然火災が多いからカンナギは忙しいし寂しい時もあるけどさ…でも…」
カンナギ「でも?」
「こっちに居ればカンナギと毎日会えるから。私幸せだよ?」
カンナギ「…本当か?」
「うん。私、カンナギと一緒になれた今が一番幸せなの!ずっと一緒いてね!」
カンナギ「俺もだ…。永遠に…お前と共に生きる。」
カンナギは涼子を抱きしめ口付けを交わした。
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