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短編(アラタカンガタリ )

第6章 人魚(人魚シリーズからネタ借りてます。相手はヨルナミ)


ヨルナミ「私は今の優しいそなたを好きになったのです。もし、昔の事を気にして求婚を受けてくれないと言うならそんなこと気にする必要はないのです。他の事が理由なら私も諦めます。でも昔の事が理由だというなら私は諦められません。」
「ヨルナミ様…。」
ヨルナミ「私は今のそなたが好きです。」
「…ありがとうございます。では、ヨルナミ様のことどんなことでもいいので話してください。」
ヨルナミ「え?私のことですか??」
「だってヨルナミ様さっき言いましたよね?想い人のことを知りたいと思うのは当然だって。」
ヨルナミ「…では、求婚を受けていただけるのですね。」
「はい。」

「ウルキ…私ね、ヨルナミ様が好きみたいなの。」
ウルキ「やっぱりね…。」
「だから…求婚を受けようと思うの。これからはヨルナミ様とウルキと3人で家族になるけど…いいかな?」
ウルキ「うん…いいよ。でも僕も一緒でヨルナミも涼子もいいの?」
「当たり前でしょ?ウルキもずっと一緒だよ。」
涼子はウルキを抱きしめた。

そして涼子とヨルナミは夫婦になった。
クグラ「ヨルナミ、結婚おめでとう。」
ヨルナミ「ありがとうございます。」
ヤタカ「まさかヨルナミが身を固めることになるとはねぇ…。」
カンナギ「だよな。母上母上ばっかりでそっちは興味ないと思ってたし!」
クグラ「でも、涼子はヨルナミよりずっと年上だし丁度いいんじゃねぇか?」
カンナギ「だな!母上の代わりに甘えさせてもらえよ?」
ヨルナミ「…あまり余計なことは言わないでもらえます?(私が母上大好き人間だということはあまり涼子に話してないのに…。)」
「ふふふ、よく寝言で母上って言ってますからお母様が大好きなのはよく分かります。」
ヨルナミ「えっ!?寝言なんて私言ってるんですか??」
「えぇ、結婚してひと月程度になりますが…五回は聞いてます。」
ウルキ「涼子…六回だよ。涼子が寝てる時僕ちょっと目が覚めて一回聞いたもん。」
ヤタカ「ヨルナミは相変わらずのようだね。」
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