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短編(アラタカンガタリ )

第6章 人魚(人魚シリーズからネタ借りてます。相手はヨルナミ)


そして化け物はもう動かなくなった。
「助けてくれてありがとうございます。」
ヨルナミ「いえ…。!?怪我してるではないですか!?」
「大丈夫です。さっき言った通り時間が経てば治りますから。」
ヨルナミ「でも…」
ウルキ「ねぇ、涼子。この人達誰なの?」
「あぁ、さっき私が死んでたところで会ったヨルナミ様とヒルコ様だよ。ウルキ、助けてもらったお礼言いな。」
ウルキ「…ありがとう。」
ヒルコ「いやいや。坊主!怪我なくてよかったな!」
ヨルナミ「ところでお二人はご姉弟で?」
「いや、半年程前に旅している時に知り合ったんです。この子、両親も居ないって言うしなんか懐かれちゃいましてそれで一緒に旅を。で、この地に来てすぐに化け物に殺されちゃって…。」
ウルキ「僕、涼子が生き返るまで隠れて待ってたんだけど隠れてたところで化け物に襲われたの。」
ヨルナミ「そうだったんですか。…二人とも私の城へ来なさい。今は物騒ですから旅は危険です。落ち着くまで城で過ごしなさい。」
「いや、でも…悪いですよ。城で過ごすような身分じゃありませんし。」
ヨルナミ「そんなこと、気にすることはありません。小さな子供が居るのですからなるべく安全なところへ居るべきですよ。」
「…では、少しの間だけ。」
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