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短編(アラタカンガタリ )

第6章 人魚(人魚シリーズからネタ借りてます。相手はヨルナミ)


ヒルコ「でも、そのなり損ないの化け物になった奴らはどこから人魚の肉なんて手に入れたんだ?」
ヨルナミ「確かに…そのような物が出回っているという話聞いたことがないです。」
「私も分からないのです。私自身が人魚の肉を食べた時、皆が死んでいき化け物になったところを見て残った物は全て燃やして土に埋め処分しましたから。…そういえば、近くに子供はいませんでしたか!?4歳くらいの男の子なんですが。」
ヒルコ「いや、見てないが…。」
「そんな…、探さなきゃ!」
少女は子供を探しに走り出した。

そして子供を発見したがそこにはなり損ないの化け物がいた。
「ウルキ!!」
ウルキ「…涼子。助けて。」
「待ってなさい!今助けるから!」
少女は刀を持ち化け物に斬りかかる。
が、斬っただけでは化け物はビクともしない。
そして化け物は少女に爪を向け斬りかかった。
少女は攻撃をかわしたがもう片方の手で体を掴まれた。
「うっ…」
ウルキ「涼子ー!!」

ヨルナミ「あらわれたまえ!哭多!!」
ヨルナミとヒルコが現れヨルナミの神意で化け物にダメージを与えた。化け物の手から落とされた少女はヒルコに受け止められた。
ヨルナミ「大丈夫ですか!?」
「なんとか…。ありがとうございます。うっ…」
少女の両腕に化け物の爪が食い込んだらしく酷く血を流していた。
ヒルコ「坊主は怪我ないか!?」
ウルキ「大丈夫だよ。」
そして哭多でダメージを与えられても化け物はまた動き出す。
ヒルコ「くそっ!どうすりゃいいんだ!?」
「…化け物の首を切り落として!じゃないとアイツはまた…。」
少女はヨルナミに刀を渡す。
ヨルナミ「…分かりました。」
ヨルナミは刀を受け取り化け物の首に向かって刀を振り下ろし切り落とした。
「凄い…あんな簡単に…。」
ヒルコ「ヨルナミ様は剣術も得意だからな…。」
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