第62章 学パロ 〜逆ハー?ver〜 クグラの修学旅行
そして早くも寝る時間になりクグラとテレビ電話をする。
「クグラお兄ちゃん!エトお兄ちゃんも一緒だよ〜!」
エト「クグラ…修学旅行楽しんでるか?」
クグラ『結構楽しいよ!涼子と一緒だったら最高だったんだけどなぁ〜。』
「涼子には帰ったら会えるよ?」
クグラ『そうだけどさ〜。…ところでもしかして今、エト兄さんに抱っこしてもらってんのか?』
「そうだよ?」
クグラ『なんでだよ!帰ったら俺に抱っこしてって言っただろ!?』
「帰ったらクグラお兄ちゃんに抱っこしてもらうけど今はエトお兄ちゃんに抱っこしてほしかったんだもん。」
クグラ『えー!!ズルいぞ!!』
エト「クグラ、拗ねて涼子を困らせるな。」
クグラ『じゃぁ、帰ったら俺が涼子を独り占めするからな?』
エト「……少しだけな?」
クグラ『えー!!』
「まぁまぁ!ところでクグラお兄ちゃん?お風呂どうだった?」
クグラ『ん?風呂はだいぶデカかったぜ!カンナギと泳いで競争した!もちろん俺の勝ち!』
エト「クグラ…風呂で泳ぐのは行儀が悪いぞ?」
クグラ『大丈夫だって!クラスの奴らしか居なかったし!』
「大きいお風呂いいなぁ!涼子、今度温泉行きたいなぁ!」
クグラ『行こう行こう!で、お兄ちゃんと一緒に混浴入ろう?』
エト「待て!クグラ!!」
クグラ『なんだよ?涼子と風呂入るのは許さないとか?』
エト「いや…混浴じゃその辺の知らないオッサンに涼子の体を見せる事になるじゃないか!そんなのダメだ!!」
クグラ『…確かに!スケベなオッサンが欲情したら大変だ!涼子!やっぱり混浴温泉は無しだ!』
「…家族風呂がある旅館ならいいんじゃないの?」
エト「…その手があったか!」
クグラ『よし!家族風呂で一緒に入るぞ!』
「一応言っておくけど…お兄ちゃん一緒なら水着着て入るかんね?」
クグラ『えー!?なんで!?中学入る前まで一緒に入ってたのに!!』
「見られるの恥ずかしいもん!小さい頃とは違うの!」
ヨルナミ『クグラ!そろそろ消灯時間ですよ?』
話していると電話越しにヨルナミの声が聞こえた。
クグラ『涼子…また明日も電話するからな?』
エト「クグラ…お兄ちゃんの事も忘れないでくれ。」
クグラ『分かってるって!』
「お兄ちゃん、おやすみなさい!」
クグラ『おやすみ!』
