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短編(アラタカンガタリ )

第62章 学パロ 〜逆ハー?ver〜 クグラの修学旅行


数時間後の学校にて…
「…はぁ。」
コトハ「涼子ちゃん…もしかしてお兄さんが修学旅行で居ないから寂しい?」
「うん…ちょっとね。きっと今日は家の中静かなんだろうなぁ。」
革「今頃、お兄さんも寂しがってるんじゃない?」
「たぶんね。……あっ、ラ○ン来てた。」
内容は『お兄ちゃんは今、空港に無事到着しました!涼子は元気にしてるか?これから飛行機に乗るのでしばらくラ○ンできません。もし返信無くても心配するなよ?沖縄に着いたらまた連絡するからな?」であった。
「『元気だよ!無事に沖縄に着くのを祈ってるね!クグラお兄ちゃんからの電話、楽しみに待ってるね!』っと!」
返信すると直ぐにクグラからの電話が来た。
「もしもし?」
クグラ『あっ!涼子?お兄ちゃんからの電話楽しみって言うから今かけちゃったよ〜!』
「夜で良かったのに。もぅ飛行機乗るんでしょ?」
クグラ『お兄ちゃんは少しでも涼子を感じてたいんだ!…涼子はお兄ちゃんと離れ離れで寂しくないのか!?』
「え?寂しいよ?だから…元気に帰ってきてね?」
クグラ『もちろんだ!帰ったら一緒に寝ような?』
「うん!」
クグラ『…涼子、お兄ちゃんに向かってチューしてる顔写真送って?』
「そんなの絶対無理!もぅ!授業始まるからまたね!」
涼子は電話を切ってしまった。
コトハ「どうしたの??」
「クグラお兄ちゃん変な冗談言うんだもん!」

その頃クグラは…
クグラ「ゔっ…涼子が…俺からの電話をさっさと切るなんて…」
かなり落ち込んでいた。
だが直ぐに立ち直りクグラは沖縄に到着すると即座に涼子にラ○ンをして、それからも行く先々でメッセージと写真を送りまくってきた。

革「…スマホ鳴りっぱなしだね。」
もちろんマナーモードである。
「うん。写真は帰ったら見せてくれればいいのに。まったく…。」
コトハ「でも返信はするんでしょ?」
「だって返事しないと泣くんだもん。」
ちょっと面倒臭そうな感じで言いながらも涼子は休み時間になるとクグラにちゃんと返信するのであった。
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