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短編(アラタカンガタリ )

第59章 学パロ〜逆ハー?ver〜 シスコンvsロリコン


クグラとエトの部屋には涼子の写真が何枚も壁に貼ってある。ちなみにエトはクグラと涼子二人で写った写真である。
父「お前達……なんかストーカーみたいで気持ち悪りぃな。」
クグラ「は!?ストーカーとは何だよ!」
エト「そうだ!ただ涼子を可愛がってるだけだ!」
父「いやいや、それにしても写真貼り過ぎだから。」
クグラ「そんな事ねぇよ!つーか、父ちゃんこそスマホで涼子の写真撮りまくってるじゃねぇか!この前色んな服着せて撮ってたろ!?」
エト「自分のが気持ち悪いじゃないか!しかもスマホに保存してコソコソと…。」
クグラ「うわっ!それってむっつりスケベってやつじゃん!」
父「父さんは涼子をスケベな目で見たりしてない!ただ純粋に可愛い涼子が好きなだけだ!」
エト「…この前、涼子を抱っこしてて鼻の下伸びてたじゃないか。」
父「は!?お前らだっていつも伸びまくってるだろうが!!」
クグラ「父ちゃん程じゃねぇし!ロリコンめ!!」
父「なんだと!?このシスコンめ!ついでにエトは更にブラコン!!」
いつも通り言い争っていると涼子がやって来た。
「お兄ちゃん達何やってんの?また喧嘩??」
クグラ「あっ!涼子!」
エト「喧嘩ではない。ちょっと話し合いをしてるんだ。」
クグラは涼子に抱きつきエトは涼子の頭を撫でる。
父「あー!お前ら涼子に触り過ぎ!」
エト「これは兄の特権だ!」
クグラ「そうだそうだ!父ちゃんは母ちゃんでも触ってりゃいいだろ?」
父「…もちろん触る!お前達!俺がママを独り占めしても悔しがるなよ!?」
そう言うと父は台所で食事の用意をしている母の方へ行った。
エト「まったく…いい歳して子供みたいだな…うちの親父は。」
クグラ「だよな〜!つーか、母ちゃん独り占めされても別に悔しくないよな?俺らマザコンじゃねぇし。」
エト「そうだな。母さんは母親として好きだが…そういう願望は無いしな。」
その頃父は母の元へ行き突然後ろから抱きついた。
父「ママ〜!」
母「きゃっ!…ちょっとパパ!包丁使ってる時にいきなり抱きついたら危ないでしょ!」
父「あっ…ごめんなさい。」
母「まったく!子供じゃないんだからよく見て行動してくださいよ!」
母に叱られる父なのであった。
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