第58章 ヨルナミとおバカ主人公21
「ヨルナミ〜!これ超美味しいよ〜!!」
涼子は日本で買ってきたドーナツをヨルナミに勧めた。
ヨルナミ「…涼子、そなた…最近食べてばかりではないですか?」
「え?そう??」
ヨルナミ「少し太ったんではないですか??」
「……もぅ!そんな冗談言っちゃって〜!!」
ヨルナミ「いえ、冗談ではなく…全体的に丸みを帯びたような……幅が大きくなったような…。」
「…………まさか〜!そんな事ないし〜!!」
そう言いながらもちょっと気になるので涼子は自室に戻り鏡を見てみた。
「…ヤバっ…本当に太った…かな?」
そして試しに最近履いていなかったスカートを履いてみる。
「……あれ?おかしいな……腹凹まさないとホックが閉まらないー!?」
どうやら本当に太ったようです。
「…よし!この肉を胸に持っていけばいいわよね!ヨルナミ〜!!」
またヨルナミの元へ行く。
ヨルナミ「何です?どれだけ太ったのか分かったんですか?」
「うん。お腹周りと背中に肉付いたみたいだから…ちょっと胸の方に肉上げるの手伝ってくれない?」
涼子は腹を出してヨルナミに言う。
ヨルナミ「なっ…なにを…」
「ほら!無駄な贅肉は持ち上げて胸にする人っているじゃん?ちょっと背中の方の肉持ち上げてくれない?」
ヨルナミ「……そんな事、一人でやりなさい!」
「いやいや、一人じゃ難しいんだって〜!ほら!マザコンなんだから、おっぱい大きい方があんた的に嬉しいでしょ?だから手伝っ……」
ヨルナミ「…あらわれたまえ!哭多!!」
「あぎゃー!!」
またもヨルナミの神意で飛ばされてしまいましたとさ。
終われ