第54章 ヨルナミとおバカ主人公19
「ヨルナミ〜!!」
ヨルナミ「…何です?」
「私、今からアカチを笑わせに行ってくるから城の場所教えてくれない?」
ヨルナミ「は?なぜ笑わせに??」
「だってさ〜アカチが笑ったとこ見たことないんだもん!腹を抱えながら笑い転げるとこを見たいのよ!」
ヨルナミ「…アカチはどんなに面白くてもそんな笑い方しないと思いますよ?」
「だから〜!アカチンの人生初の大爆笑を私がさせてみせる!!」
ヨルナミ「………まぁ、お好きにどうぞ。(アカチが笑ったところ…ちょっと見てみたいかも…。)」
そして涼子をアカチの城まで連れて行った。
アカチ「変態娘か…何の用だ?」
「ちょっとアカチンに芸を見せたくて…」
アカチ「…ヨルナミ、さっさとコイツを連れて帰れ。」
「まぁまぁ!ちょっとくらい付き合ってよ!わざわざ来てやったんだから!」
アカチ「.誰も頼んでない…。それとアカチン言うな。」
ヨルナミ「アカチ…忙しいところ申し訳ありませんがほんの少しだけ付き合ってあげてもらえませんか?というよりやる事やらないと帰らないでしょうし。」
アカチ「はぁ…仕方ない。」
なんやかんやで涼子に付き合ってくれる事になりました。
「じゃぁ行くわよ〜!」
そう言うと涼子は後ろを向いて突然服を脱いだ。
アカチ「……!?」
ヨルナミ「なっ…!?」
二人は思わず目を見開く。
そして乳首を目にして付け睫を付けマジックで眉と鼻と口を書いた。
「一発芸!顔!!」
ヨルナミ「ぶふーっ!!」
ヨルナミは面白いというよりびっくりして吹き出した。
アカチ「……ふっ。」
アカチは鼻で笑っただけだった。
「そんな!!鼻で笑われた…ヨルナミにはウケたのに…。」
ヨルナミ「いや!私は笑ったんではなく驚いただけですからね!?」
「仕方ない…ではもぅ一発!私の必殺技を………あだっ!!」
更に下品な事をしそうだったのでヨルナミが拳骨して涼子を止める。
ヨルナミ「これ以上はもぅおやめなさい!!アカチ、私達はこれで失礼します。」
そしてヨルナミに引き摺られ帰って行った。
アカチ「……………ぷふっ!………くっ……。」
なんやかんやでウケてたらしく声を殺して笑っていた。
終われ