第53章 ヨルナミとおバカ主人公18
ヒルコ「…ヨルナミ様、それは涼子達の嘘なのでは?」
ヨルナミ「え?嘘!?」
ヒルコ「だって…涼子はいつだかヨルナミ様が一番好きだって言ってましたし…。それにあの涼子が相手なんですよ?いくら女好きで有名なスケコマ神鞘と呼ばれているクグラ様だって…流石に涼子には手を出さないでしょう。」
ヨルナミ「言われてみれば確かに…。前に股間見せろとしつこく迫られ拒否してましたし…クグラの好みは革が女装した姿のはず…ヒモロゲと哭多くらい差がある!!」
ヒルコ「(涼子がヒモロゲで女装した革が哭多か…ぷふっ!…ん?股間見せろって…涼子の奴そんなバカな事までやったのか!?)……そうですよ。ですから別に気に病む必要はありませんよ。」
ヨルナミ「なっ!別に気に病んでなど……とにかく!私に嘘を付いたのですからそれなりの制裁を受けてもらわなければ…」
そしてヨルナミはまた涼子達の方へ戻る。
ヨルナミ「涼子ー!!クグラー!!…なっ!ここで何を!?」
勢いよく襖を開けるとプロレスをしているクグラと涼子が居た。それがヨルナミには性行為の真っ最中に見えてしまった。ちなみになぜプロレスをする事になったかというとお互いを変態と言い合ってるうちにヒートアップしお互いの悪口大会になり涼子が先に手を出しそのままプロレス大会になってしまったのである。
「あっ!ヨルナミ!」
クグラ「おぅ!戻ってきたか!」
ヨルナミ「……人の部屋で何をやってんだー!!あらわれたまえ!哭多!!」
涼子&クグラ「「あぎゃーーー!!」」
二人はプロレスをして絡み合ったまま哭多の水で遠くまで飛ばされたのでした。
そして嘘を付いた上に破廉恥行為を見せた罰としてしばらくの間、涼子はヨルナミの奴隷になりこき使われクグラはヨルナミの気が済むまで城を出入り禁止となったのでした。