第52章 学パロ〜逆ハー?ver〜 喧嘩?
ある日の朝、クグラは涼子を怒らせてしまった。
「クグラお兄ちゃんのバカ!大嫌い!!」
クグラ「そんなっ!涼子ー!!」
学校にて…
コトハ「涼子ちゃん?どうしたの??」
「…何が??」
コトハ「なんかちょっと機嫌悪くない??」
「ん〜…お兄ちゃんとちょっと色々ね…。」
コトハ「何があったの??」
「…聞かないで。お兄ちゃんがバカなんだから……。」
コトハ「(いったい何があったのかしら…。)」
その頃クグラは…
クグラ「はぁ…涼子…。」
ヨルナミ「クグラ?どうしたんです??」
アカチ「まさか、涼子に何かあったのか!?」
ヤタカ「今朝一緒じゃなかったよね??」
カンナギ「また風邪でもひいたのか!?」
クグラ「違うよ…。今朝、涼子を怒らせちまって…。」
ヨルナミ「えっ!?あの天使の涼子さんを怒らせたのですか!?」
ヤタカ「いったい何をやらかしたんだい!?」
アカチ「お前とうとう…涼子に手を出したのか!?」
カンナギ「なに!?無理矢理襲おうとして怒らせたわけか!?」
クグラ「んな事してねぇよ!…なんでそんなに怒ってるのかよく分からねぇんだよ。」
そして放課後クグラはヨルナミ達と一緒に涼子の教室まで迎えに行く。
クグラ「涼子…お兄ちゃんと帰ろう?」
「………先輩!涼子、今日はコトハちゃん達と帰るので一人で帰ってってそこの人に言っといてください。じゃぁ、さようなら。」
ヨルナミ達にそう言うと涼子はコトハ達と帰ってしまった。ちなみにそこの人とはクグラの事である。腹を立てているのでお兄ちゃんと呼ばないのであった。
ヨルナミ「相当怒ってますね…っ!?」
ヨルナミがクグラの顔を見るとマジ泣きしていた。
クグラ「ゔっ…涼子が…可愛い涼子が俺の事そこの人って…。」
カンナギ「おいおい、マジ泣きするなって…。」
アカチ「一年に見られてるぞ…。」
ヤタカ「今朝何があったのか話してくれないか?」
クグラ「今朝…涼子のハンカチ…もぅ色褪せて古くなってたから捨てろって言ったらスゲー怒り出した。」
ヨルナミ「…そのハンカチかなり大切な物だったのでは??」
クグラ「そうだったのかな…ただのボロ切れに見えたんだが…。」