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短編(アラタカンガタリ )

第51章 学パロ 〜逆ハー?ver〜 風邪


「クグラお兄ちゃん行っちゃったなぁ……今度はパパが仕事抜け出して来たりして?………そこまでしないよね?」
パパ「涼子〜!パパ仕事抜け出して来たよ〜!!」
やはり父は仕事を抜け出し涼子の様子を見に来た。
「パパ…やっぱり来たんだ。」
父「涼子が心配なんだよ!…そうだ!プリン買ってきたから食べるか??風邪ひいてもプリンなら食べたがるだろ?」
「ありがとう。でもさっきクグラお兄ちゃんがプリン買ってきて食べさせてくれたの。」
父「何!?アイツ小遣いまだ残ってたのか!?てか、クグラ学校サボった!?」
「お小遣いのことは知らないけど…昼休みに少し抜け出して来ただけだからサボってないよ。」
父「そうか。じゃぁ、パパが買って来たプリンは後で食べなさい。」
「うん、ありがとうね。……パパ?」
父「なんだ?」
「…ちょっとだけ抱っこしてくれる?」
父「………勿論だ!抱っこだけでなく頬擦りでもチューでもしてほしいこと何でもしてやるぞ!」
「…パパってエトお兄ちゃんに見た目似てるけど…中身はクグラお兄ちゃんそっくりだね。」
父「えっ!?エトとクグラにも抱っこしてもらったのか!?」
「抱っこっていうかギューってしてもらったの。クグラお兄ちゃんもギューでもチューでもしてやるって。」
父「…あのスケベ息子め。」
「いや、だからパパとそっくりだって。」
涼子は父に抱っこしてもらい父は萌えたので少し落ち着いてからまた仕事へ戻った。
「パパ行っちゃったし…今度はママが早く帰って来てくれるかな?」
そんな事を考えながら涼子は眠ってしまった。
暫く眠り目を覚ますと母が部屋へやって来た。
「ママ…。」
母「具合はどう?パパとお兄ちゃん達に寝るの邪魔されなかった?」
「大丈夫だよ。パパとクグラお兄ちゃんね、プリン買って来てくれたの。クグラお兄ちゃんのは食べたけどパパのは夕飯の後に食べたいな。」
母「実はね…エトもプリン買って来てくれてね。…ママもプリン買って来ちゃったの。」
「えっ!?……家族で考える事同じなんだね。」
母「みんな涼子が可愛くて仕方ないのよ。」
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