第51章 学パロ 〜逆ハー?ver〜 風邪
「……これで暫く大丈夫そう。」
エト「………(可愛い…可愛過ぎる……)」
冷静を装っているがシスコンのエトは今とてつもなく萌えている。
「エトお兄ちゃん?学校早く行かなくて良いの?」
エト「………あっ!行ってくる!!」
涼子の頭を撫でてエトは大学へ急いだ。エトは電車通学しているのだが今日は顔のニヤニヤがおさまらず電車に乗って変人と間違われると困るのでバイクで通学する事にした。
エトが大学に行ってしまい涼子は一人ベッドの上で寂しがっていた。
「やっぱり一人は寂しいなぁ…。いつもお兄ちゃん達が居るから賑やかだもんなぁ…。誰か早く帰ってきてくれないかな…。」
するとクグラが昼休みだからと帰って来た。
クグラ「涼子ー!大丈夫か??」
「クグラお兄ちゃん…。薬飲んだし、寝てれば大丈夫そうだよ。」
クグラ「そうか…。あっ、プリン買ってきたけど食べれるか??」
「うん!プリンなら食べたい!」
そしてクグラにプリンを食べさせてもらった。
「お兄ちゃん…プリン美味しかった。ありがとう!」
クグラ「あぁ。涼子?早く元気になれよ?」
「うん。…お兄ちゃんそろそろ学校戻らなくていいの?」
クグラ「……午後はサボっちゃおうかな。」
「ダメ!そんなことしたらママに言い付けるよ?」
クグラ「ゔっ…分かったよ。じゃぁ、戻るから良い子に寝てるんだからな?」
「あっ…ちょっと待って。」
クグラ「ん?」
「あのね…寂しいからちょっとだけ…ギューってしてくれる?」
クグラ「……ちょっとと言わず何回でも何時間でも何日でもギューしてやるぞ?いや、ギューじゃなくてチューでもいいし!」
「…風邪移っちゃうからギューでいいよ?それにずっとしてたら学校行けなくなっちゃう。」
クグラ「……残念。まぁ仕方ないな…涼子。」
クグラは涼子を抱きしめた。
「これでもぅちょっと一人でも大丈夫!クグラお兄ちゃん、学校行ってらっしゃい!」
クグラ「……もっと涼子と一緒がいいけど行ってくる。」
クグラもとてつもなく萌えてしまった。
萌えたまま学校へ行くとカンナギにキモいと言われてしまった。