• テキストサイズ

短編(アラタカンガタリ )

第50章 ヨルナミとおバカ主人公17


ある日の朝のことだった。
「ヨルナミ〜!」
ヨルナミ「また騒いで…なんですか?」
「バナナあげるから食べて〜?」
ヨルナミ「……もしかして呪いや睡眠薬が入ってたりします??」
「んなわけないじゃん!純粋なバナナよ!甘くて美味しいよ?」
ヨルナミ「……。」
恐る恐る受け取った。
「さぁ!食べてよ!かぶっと!」
ヨルナミ「…後でいただきます。」
「いやいや、今食べてよ!」
ヨルナミ「…何か妙な目的があるんではないですか?」
「……そんなことないわよ?」
ヨルナミ「今の間は何ですか?」
「なんでもないで〜す!!」
涼子は逃げ出した。
そしてお昼ご飯の時…
侍女「ヨルナミ様、昼食をお持ちしました。」
ヨルナミ「ありがとう……ん?これは何です??」
侍女「フランクフルトという食べ物だそうです。涼子さんが日本から持って来たとか…」
ヨルナミ「なんか怪しい…。」
侍女「ヒモロゲ様が毒味しましたので妙な物は入ってないかと思いますが。」
ヨルナミ「毒味してあるなら大丈夫そうですね。いただいてみましょう。」
皆、涼子をあまり信用してないのである。
侍女「では、失礼致します。」
そしてヨルナミは早速フランクフルトを食べてみる事にした。
ヨルナミ「これは…このまま齧るしかなさそうですね。」
横髪を耳にかけ軽くフランクフルトに齧り付いた。すると涼子が現れた。
「激写ー!!」
ヨルナミ「ん!?なんですか!?人が食事中だというのに…」
「ぐふふふ…ヨルナミのお宝写真を撮ってしまったわー!!」
ヨルナミ「気持ち悪いですね…食事中の写真が何がお宝なのです?」
「これを見なさい!ピーしてるみたいでしょ!」
涼子が撮った写真はいい感じにヨルナミが色っぽくピーを咥えてるように見える写真であった。
ヨルナミ「……なっ!?またそなたは下品なことを!?」
「いや〜ん!えっち〜!!これクンヒラのおっさんに見せたら血圧上昇間違いなしね!妖怪人間クグラは鼻血噴射または勃◯するわ!よ〜し!早速見せに行かないと!」
ヨルナミ「おやめなさ〜い!!」
涼子はヨルナミが止めるのを無視し写真を見せに行く。思っていた通りクンヒラはショックで体調を崩し、クグラは顔を赤くして興奮?したそうだ。

終われ
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp