第5章 パパの育児奮闘記?(カンナギ)
この話はまだ降し合いが始まる前のお話です。
カンナギは異世界(地球の日本)から迷い込んできた5歳の涼子助けそのまま面倒を見ることになった。涼子は孤児の為カンナギを本当の父親のように慕っている。
今丁度涼子が天和国に来て1年である。
「パパ〜!!遊ぼうよ〜!」
日本で自分の父親をパパと呼んでたのでカンナギのこともパパと呼んでいる。
カンナギ「これから首都で神鞘会議がある。お前は侍女達に遊んでもらって待ってろ。」
侍女「さぁ涼子様、カンナギ様がお帰りになるまで私達と一緒に待っていましょう?」
「ヤダ!!涼子、パパと一緒なの!!」
涼子はカンナギにしがみ付く。
カンナギ「はぁ…しゃーねぇな。じゃぁ付いてきてもいいがオヒカと一緒に大人しく待ってろよ?」
「うん!」
カンナギ「騒いだりしたらもう二度と連れて行かないからな?」
「はーい!!」
なんやかんやで涼子に甘いカンナギなのである。結局毎度会議に連れて行くことになる。
首都にて
カンナギ「オヒカ、悪いが涼子を見ててくれ。」
オヒカ「承知しました。涼子、カンナギ様が戻るまで私と待っていような。」
「うん。…パパ早く戻ってきてね?」
カンナギ「あぁ。なるべく早く戻る。(ヤベェ…可愛い。)」
そして会議後
「あっ!パパだー!!パパー!!終わったの〜??」
カンナギ「あぁ、待たせたな。」
「涼子ね、オヒカお兄ちゃんとお利口に待ってたよ!泣いたりしなかったの!ね〜?」
オヒカ「そうだな。お利口にしてたよな。」
オヒカは涼子の頭を撫でる。
カンナギ「…偉いな。」
カンナギは涼子を抱き上げた。そこに五天鞘の仲間がやって来た。
アカチ「また涼子も一緒に来たんだな。」
ヤタカ「相変わらずカンナギにベッタリなようだね。」
クグラ「涼子?クグラお兄ちゃんのお嫁さんにならないか〜??カンナギより優しいぞ〜?」
「ん〜…涼子はパパが一番好きだから…クグラお兄ちゃんのお嫁さんになれないの。」
クグラ「ガーン!!」
ヨルナミ「ふふっ、フラれてしまいましたね。」