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短編(アラタカンガタリ )

第48章 学パロ〜逆ハー?ver〜昔の話


そして帰り道…
クグラ「父ちゃん!」
父「なんだ?」
クグラ「おで、母ちゃん欲しい!」
父「そう言われてもなぁ…。」
エト「クグラ…もしかして涼子ちゃんのお母さん見てお母さんが恋しくなったのか?」
クグラ「おで、おばちゃんに母ちゃんになってほしい!」
父「そうか…。」
エト「もしかしてお父さん…涼子ちゃんのお母さんのこと気になってるの?」
父「えっ!?いや…てか、まだ顔見知りになって日も浅いし…」
父は動揺した。
エト「やっぱり…お父さんの好みだもんね。」
この時から父はロリコンで幼い顔の小柄な女性が好みだったのです。小柄で童顔な涼子の母はモロ好みなのである。
クグラ「早く涼子ちゃんとおばちゃんに会いたいなぁ!」

そして何度か会ってるうちに父と母は恋人同士になった。
クグラとエトは涼子の母にすぐ懐いたのだが人見知りな涼子はクグラ父になかなか慣れることができなかった。
父「俺…涼子ちゃんに嫌われてるんですかね…。」
母「そんなことないですよ!ただ…涼子は人見知りだし父親を全く知らないので…どぅ接したらいいのか分からないんだと思います。」
父「そうですよね…。大人の俺だって娘を持ったことがないからどう接するといいか戸惑ってますしね……。よし!クグラ!!」
父は突然、涼子と一緒に砂遊びをしていたクグラを呼ぶ。
クグラ「何だよ父ちゃん?今涼子ちゃんと遊ぶんで忙しいんだぞ!」
父「悪い悪い。クグラちょっと高い高いしてやるから。」
クグラ「ん!?本当か!?」
最近高い高いがクグラのブームなのである。
父「ほら、高い高〜い!!」
クグラ「キャハハハ!もっとやれ〜!」
すると涼子が興味津々でそれを見つめていた。
エト「…涼子ちゃんも高い高いしてもらいたいの?」
「ん〜…。」
この頃、非常に自分の意志を伝えるのが苦手だった涼子は興味があるのにそれを言う事ができなかった。
父「…涼子ちゃんもやる??」
「…………。」
今度は人見知りの為もじもじしているだけで返事ができなかった。
母「涼子?ちゃんと言わないと分からないよ?」
「ん〜…」
クグラ「涼子ちゃんもやってもらえよ!父ちゃんの高い高いスゲーから!」
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