• テキストサイズ

短編(アラタカンガタリ )

第48章 学パロ〜逆ハー?ver〜昔の話


母「あら…そうでしたの。」
クグラ「なぁ、おばちゃん!」
父と母が話しているとクグラが声をかけてきた。
母「何かな?」
クグラ「おで、涼子ちゃんと公園で遊びたい!」
母「ん〜…じゃぁ、今度の日曜日の10時頃におばちゃん達そこの公園に行くからお父さんかお兄ちゃんがその日になって一緒に行けそうだったら来てくれるかな?」
クグラ「うん!行く!」

そして早くも日曜日…
クグラ「涼子ちゃ〜ん!」
砂場で遊んでいた涼子に向かってクグラが大声で手を振ってきた。
母「あっ!涼子ちゃん、クグラお兄ちゃんとエトお兄ちゃんが来たよ?」
「お兄たん!」
エト「おばさん、涼子ちゃん、こんにちは。」
母「こんにちは。涼子ちゃんもご挨拶は?」
「お兄たんこちにわ!」
父「こんにちは。クグラも挨拶しような?」
クグラ「こんちは!涼子ちゃん!遊ぼう!」
「うん!エトお兄たんも!」
エト「じゃぁ、一緒にお山作ろうか?」
クグラ「おで富士山作る!」
涼子はクグラとエトに遊んでもらった。そして早くもお昼の時間。
父「クグラ、エト、そろそろ帰るぞ?」
エト「もぅお昼だもんね。クグラ帰ろう?」
クグラ「ヤダ!!」
父「ヤダじゃなくて時間だから帰るんだ!」
クグラ「ヤダー!まだ涼子ちゃんと遊ぶんだー!!」
父「ゔっ…やっぱりグズりやがった…。」
エト「クグラ?また後で涼子ちゃんと遊べばいいだろ?今日は終わりな?」
クグラ「ゔぅ…ヤダー!おでもっと遊ぶんだー!涼子ちゃんとバイバイしないんだー!」
クグラは泣き出した。
父「クグラ?泣いてると涼子ちゃんに笑われるぞ?」
クグラ「ゔ?」
「お兄たん…泣かないの!」
母「クグラ君?涼子ちゃんはよくこの公園来るからまた遊んであげてよ?それにスーパーでもまた会えるよ?クグラ君達よくスーパー行くでしょ?」
クグラ「…分かった。おでもぅ泣かねぇ。」
母「流石お兄ちゃんだね!偉いわ。」
涼子の母はクグラの頭を撫でた。
クグラ「………。」
頭を撫でられるとクグラは照れてエトの後ろに隠れてしまった。
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp