第43章 超短編ほのぼの甘を目指してみた？(カンナギ)

「カンナギ〜！見てよ〜！」
カンナギ「ん？」
「アカチったら猫のくせにお手するんだよ〜！超可愛い〜！！」
カンナギ「お前猫好きだよなぁ。」
「カンナギだって好きでしょ？自分でアカチ連れて来たんだから。」
カンナギ「まぁ…嫌いではないな。」
「素直じゃないなぁ。てか、アカチってカンナギの元恋人の名前だっけか？？元恋人の名前を猫に付けちゃうなんて…まだ未練があるのね。」
カンナギ「は！？恋人じゃねぇし！親友だ！！未練とかねぇし！！」
「あれ？あんた元ホモなんじゃなかったっけか？？神鞘会議の時いつも見つめ合ってたとか…あんたが女の方に目覚めたからアカチが怒って降し合いの火蓋を切ったとか…。」
カンナギ「…誰情報だよ。」
「クグラ情報！」
カンナギ「あのスケコマシめ…いい加減なこと言いやがって……よく考えてみろよ。ホモだったらお前の事…好きになるわけねぇだろうが。」
少し照れながら言う。
「……キャー！カンナギが私の事好きだって〜！しかもちょっと照れちゃって可愛い〜！！」
カンナギ「なっ！お前なぁ！そうやって直ぐ人のことおちょくるなっての！」
「ごめんごめん！私もカンナギのこと好きだよ！」
カンナギ「…よく照れないで言えるよな。」
「だって好きなんだもん！」
涼子はカンナギに抱き着いた。
カンナギ「涼子…。」
「カンナギ…大好き…。ずっと一緒にいてね？」
カンナギ「あぁ。涼子、愛してる。」
二人は口付けを交わした。