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短編(アラタカンガタリ )

第42章 学パロ〜逆ハー?ver〜アルバイト


クグラ「涼子…ありがとう!!」
母「このプレゼントね、涼子がバイトして稼いだお金で買ったのよ?」
エト「そうなのか!?だからバイトするって…。」
父「てか、ママは知ってたのかい!?」
母「えぇ。だって涼子からバイトしたいって言われた時にパパやお兄ちゃん達のプレゼント買いたいからって聞いてたし?」
クグラ「涼子…。俺達のために…。」
「せっかくなら自分で働いて稼いだお金でプレゼントしたかったの。」
父「あぁ…涼子!なんていい子なんだ!!」
父は涼子を抱きしめた。
クグラ「あー!!親父!涼子に触るな!」
エト「涼子から離れろ!ロリコン!!」
父「黙れ!娘に自由に触れられるのは父親の特権だ!!」
「もぅ!パパもお兄ちゃん達も喧嘩しちゃダメ!!」
母「喧嘩してないでプレゼント開けてみたらどう?」
エト「そうだ!せっかくのプレゼントなのにまだ中を見てなかったな!」
三人ともプレゼントを開けてみた。
父「こっ…これは…。」
「凄く実用的でしょ?」
クグラ「まぁ…そうだけどさ…。」
エト「これを外で着るのは無理だな…。」
「えー!?今度家族で出かける時にお揃いでみんなで着てほしかったのに!」
涼子が選んだプレゼントはTシャツなのだが…父のTシャツには『ロリコン』、エトとクグラのTシャツには『シスコン』というロゴが書いてあった。
母「ぷふっ!!」
父「ママ!なぜこれを選んだ時に止めたなかったんだ!?」
母「何選んだのかまでは知らなかったのよ。ぷふっ!!」
母は笑いを堪えていた。
「…もしかしてパパもお兄ちゃんも嬉しくない?」
クグラ「そんなことないぞ!」
そう言うとクグラはTシャツを着た。それを見た父もエトもTシャツに着替えた。
「わぁ!三人とも似合ってるね!」
クグラ「お兄ちゃんは何でも似合うからな!」
エト「でもなんでこれを選んだんだ?」
「みんなね…お兄ちゃん達のことシスコンって言うし、お兄ちゃん達はパパのことロリコンってよく言ってるから選んだんだよ!」
父「そうか…。ありがとうな。」
エト「(褒め言葉ではないんだが…。)」
こうして三人の誕生日パーティーは幕を閉じたのである。
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