第40章 もしもヨルナミと夫婦だったら(クグラと夫婦主人公) 転生
そしてヨルナミ母と一緒に城へ
母「クンヒラ〜!シオツチ〜!久方ぶりですね!」
シオツチ「本当に…ヨルナミ様のお母上の生まれ変わりで?」
「本当なのよ。ヨルナミが3歳過ぎても母乳飲んでたのとか知ってたし!」
クンヒラ「なに!?その秘密を知っているのはヨルナミ様のご両親以外は私とシオツチだけのはず!!」
シオツチ「本当のようですな。」
ヨルナミ「あー!!余計なことは言わないように!!」
母乳の話を聞いた他の属鞘達が笑いを堪えているのがよく分かった。
母「では、信じてくれるのですね!」
クンヒラ「信じますとも!あぁ…こんなに小さくなられて。」
母「まだ5歳だからね〜!」
シオツチ「なんか前よりだいぶ砕けてる感じがしますね。」
母「今は一般家庭の普通の子供ですから。」
「せっかくヨルナミのお母さんに会えたことだしヨルナミの昔話いっぱい聞きたいなぁ!」
母「それはもちろん!可愛い話から腹が捩れるくらい笑える話もあるんだから〜!」
ヨルナミ「ちょっ!母上!?涼子に余計なことは…」
母「いいじゃないの!大昔の話なんだから!向こうの部屋借りますよ?」
「ヨルナミ〜!お母さんとお喋りするからお茶持って来てね〜!!」
母「あとお茶菓子もよろしくね?今の時期はカセフノからお歳暮でいつも美味しいお菓子貰ってるわよね?あれよろしく〜!」
そして二人はヨルナミを置いて行ってしまった。
ヨルナミ「…なんで私がー!?それに母上!息子の私じゃなくてなんで妻の涼子とばかり!?」
ヨルナミは不満がありながらも女達に逆らえないのでお茶とお菓子を持って行く。そして襖に耳を当ててみると楽しそうな声が聞こえた。
母「ヨルナミったらね〜、4歳の時に怖い話聞かせたら泣きながらおしっこ漏らしちゃったのよ〜!」
「キャハハハハハハ!可愛い〜!」
母「でしょ〜?可愛いから毎日のように怖い話をしてたらほっぺた膨らませて『そんなに怖い話ばかりするなら母上のこと嫌いになっちゃいますよ?』だって〜!!」
「ヤダ〜!それ超見たい!!」
母「あの頃の様子を記録できたらよかったのにねぇ。」
「あっ!今なら私、記録できる物持ってますよ?」
涼子はスマホを出した。
母「これは??」
「スマホっていって、他所の人と連絡取ったり写真撮ったり動画撮ったりできるんですよ〜!」
