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短編(アラタカンガタリ )

第40章 もしもヨルナミと夫婦だったら(クグラと夫婦主人公) 転生


この話はクグラと夫婦の霊能者主人公三神涼子がヨルナミと夫婦だったらの話です。
ある日、涼子とヨルナミが珍しくスズクラ内を歩いていた時のこと。
?「ヨルナミ??」
ヨルナミ「えっ…?」
?「やはりヨルナミですね!」
ヨルナミ「あの…そなたは?」
?「母ですよ!ヨルナミ…元気そうでよかった…。」
「あなたがヨルナミのお母さん??」
母「そうです。」
ヨルナミの母と名乗る人物は5歳くらいの娘だった。
ヨルナミ「私の母上はとうの昔に亡くなってますが…。」
母「信じてもらえるか分かりませんが…私は生まれ変わったのです。」
「ん〜…転生って可能性もあるけど…ヨルナミのお母さんって証拠はあるの??」
母「そうですね…ヨルナミのことなら何でも答えられます!ヨルナミは3歳まで乳離が出来なくて……」
ヨルナミ「あー!!それは言わないでください!!」
「ぷっ!ヨルナミって3歳まで母乳飲んでたの??」
ヨルナミ「…大昔のことです!忘れるように!!」
「本当のことのようね。」
母「信じてくれますか??」
ヨルナミ「信じるしかないですね…。にしても母上…こんなに小さくなって…。」
母「まだ5歳ですからね。それより…そこの娘さんは…?」
ヨルナミ「私の妻の涼子です。異世界から来た霊能者なんです。」
「えっと…三神涼子です。よろしくお願いします。」
母「まぁ!ヨルナミのお嫁さん!?……ヨルナミにお嫁さんが出来るなんて…。」
母は泣き出す。
「(まさか!?嫁姑バトルすることになる!?)」
母「嬉しい!あのヨルナミにお嫁さんが出来たなんて!!母上母上で女の子に興味なさそうなあのヨルナミが!!」
「えっ!?」
母「私ね、娘が欲しかったのよ!ヨルナミは可愛いけど男でしょ?こっそり女の子として育てようとしたんだけど…クンヒラに止められちゃって。涼子さん仲良くしてね?」
「はい。こちらこそ。」
ヨルナミ「ところで母上は今はどちらにお住まいで?」
母「ん?このスズクラに住んでるわよ?今の両親が店をやっててね。」
「じゃぁ結構ご近所さんですね!ヨルナミ?せっかくだからお母さんを城へ招待したら?」
ヨルナミ「そうですね。母上、よかったら城へいらっしゃいませんか?」
母「良いのですか?」
ヨルナミ「えぇ。せっかくですから属鞘達にも会ってください。」
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