第35章 カンナギとバレンタイン
「はい!私、カンナギ様のこと大好きですから!」
カンナギ「………そうか。実は俺も…お前を…」
「あと、オヒカ様もフヨウ様もホニちゃんもみんな大好きです!」
カンナギ「あぁ…そうか…そっちか…。」
「ん??カンナギ様?早く食べてくださいよ〜??」
カンナギ「…よし!食うか!!とりあえずこの小さい粉吹いてる方を!!」
「そんなに力まなくても…。それに粉吹いてるんじゃなくてココアパウダーが付いてるんです!」
カンナギは思い切ってトリュフチョコを一粒食べてみた。
カンナギ「……ん!なんだ…美味い!!」
「でしょ〜?お口に合ってよかったぁ!じゃぁオヒカ様達にもあげてきますから!……ハートのも食べてくださいね?」
そう言って涼子はオヒカ達にもチョコを渡しに行ってしまった。
カンナギ「好きな人に贈るか……あいつの本当に好きな奴って居るんだろうか…。」
ちなみにオヒカ達に贈ったチョコはトリュフチョコのみでハートのチョコはカンナギにだけ贈ったのでした。